先日(11/17)、私の地元で、「登戸まちなか遊縁地」というイベントがありました。

これはもともと、今は無くなってしまった「向ヶ丘遊園」という遊園地を惜しんで、開催されていたものだと思われます。

向ヶ丘遊園は、駅名では残っていますが、向ヶ丘遊園(遊園地)は2002年(平成14年)に閉園となり、今では一部をバラ園として、川崎市が管理をしています。

 

今年は、向ヶ丘遊園駅北口から歩いて5分の空き地で開催されました。

「なぜこんな駅近の場所に空き地があるのか?」というと、この区域は現在「区画整理」が行われているからです。

 

区画整理は、商店街をつぶし、町内会のつながりを切り、ネガティブな印象を持っている人が多いと思います。

実際、おいしいコロッケで有名で、商店街にあった「肉の伊勢屋さん」がどっかに引っ越してしまいました。

うちの町内会でも、「○丁目」と呼んでいる地域が今年の区画整理の対象となっており、2年以内に仮換地に仮の住宅を建てて引っ越すか、区画整理事務所が提供した住宅に引っ越すなどして、今住んでいる住居を取り壊して、更地にする必要があります。

更地になったあとは、道路や下水道などの工事が入り、戻ってくる人は2~3年後に戻ってくることができますが、そのままどこかに引っ越してしまう家も少なくありません。

 

ですが、この「登戸まちなか遊縁地」は、その区画整理で出来た空き地を活用して、さびしくなった商店街の往来を活発にして、みんな元気を出そうよ♪という目的もあります。

イベントの目玉は、メリーゴーランドです。

 

↓準備しているところ

 

↓動いているところ(昼)

 

↓動いているところ(夜)

※登戸まちなか遊縁地さんのtwitterより

 

やっぱ、きれいですよねー♪

 

↓開会式?では、なんとかっていうお笑い芸人がしゃべってました。

 

↓逆バンジー(めっちゃ高く飛べる)も子供たちにすごい人気です

 

このイベント、「区画整理でできた空き地を活用していた」の他にも、いろんな工夫がされていました。

たとえば、

・学生の力を活用していた。近くには明治大学と専修大学がありますが、そこの学生らしき人たちに設営の手伝いや、会場整理などをさせていました。

・登戸からいなくなった「肉の伊勢屋さん」が1日だけのお店を出していました。

⇒もちろん行列ができていました。

・開始直後は近くの保育園児?による踊りのパフォーマンスがありました。子供が集まれば、親世代やおじいちゃん、おばあちゃん世代も集まります。

⇒多世代交流となっていて、とても良いイベントでした。

・多摩区で活動しているたくさんの団体が出展していました。みんないい宣伝になったことでしょう。

⇒うちの町内会は出展していませんが、町内会婦人部のみなさんは、生田緑地の緑を守る会?として、焼きそばを売っていました♪

 

わたしも、所属している団体が出展していたので、朝早くからテント張りをしました。

テントを張ってみることで、それぞれの団体の出店場所を確定するからです。

 

ですが、困ったことは、朝早かったので、うちの団体から来ているのは私1人しかいません。

テント張りは、実際やってみるとわかるのですが、4人1組で動かないと、なかなかうまく張ることができません。

なので、声を掛けて、他の団体に手伝ってもらいながら、自分の団体のテントを張りました。

自分の団体が終わったら、今度は他の団体の設営も手伝いました。

 

「ギブ アンド テイク」ですね。

今回は、自分の団体の設営を手伝ってくれたお礼に、他の団体の設営もしました。

 

私は町内会青年部の一人として、テント張りの手伝いはしたことがあるので、コツをつかむまでそう時間はかかりませんでした。

1コ張ってコツがわかると、私は、声を出して学生たちに指示をしながら、次々に効率よくテント張りをすることができました。

学生たちは、テントを張ったことがないのか、ヒマそうに立っているだけで、基本「指示待ち」なんです。

今回は私が指示を出しましたが、次回は学生たちが自ら率先してテント張りをしてくれたらいいなぁ・・・。

 

かなり前から準備してきたスタッフのみなさん、イベント大成功で良かったですね♪