どうも、全身筋肉痛です(^_^;)

昨日は、夜遅くまでやってた秋祭りの後片付けと、町内会の理事会がありました。

町内会長と二人きりになった時、ちょっと会話しました。
私「そういや、会長。道路使用許可の原紙、ありました?」
※私はコピーを2部とって、会長に原紙を返したのですが、会長は「いやもらってないよ」と言ってたことがあった。


会長「うん、家にあったよ。ごめん、ごめん。最近特に忘れっぽくなってさ」
私「大丈夫です。私がコピーを持っていましたし。」
私「もしお神輿を警官に止められたら、私が(道路使用許可の)コピー見せて、オッケーなので」

私「結局、止められませんでしたけどね♪」
私「誰だって歳をとれば、記憶抜けちゃうことありますよ」
私「私の母親も、認知症でよく忘れるんですけど、以前なんか財布をなくしても、『大丈夫だ、心配ない』って言うんですよ」
会長「そう?おいくつ?」
私「87かな?」
会長「おー、立派なもんだ」
私「私の母は財布をいつもと違う場所に置いただけだったんですけど、『○○に、財布盗られた』と言って、他人のせいにしちゃうんです」
私「本人は絶対おかしいと気づいているはずですけど、『自分は認知症じゃない!』と思い込んでいて、自分に都合の良い様に"新しい事実"を作るんですよね」
会長「気持ちわかるよ、俺もそういうことあるよ」
会長「実はさ、こないだなんかおかしいと思って病院行ったらさ、アルツハイマー型認知症って診断されたんだよね」
私「そうなんですか?」(やっぱり・・・)
会長「うん、そう」
私「たとえ認知症と診断されたとしても、人生終わりじゃないので」
会長「うん、そうだね(^_^)」

私はこの告白を、すぐ副会長さん2人にも伝えました。(※副会長は5人います)

副会長さんは、会長と同じ世代です。自分の事の様に、「ええっ!?」と驚いていました。

私から見たら、目つきがそうでしたし、今までも認知症と思われる言動がありましたので、私はそんなに驚きませんでした。

※記憶障害のため、いつも初めて聞いた様に、びっくりして目を見開きます。人生という""ではなく、""で生きているのです。

 うちの母親の場合は、"取り繕う"ことが上手くなり、初めて聞いた話でも「そうね、そうね」と話を合わせる様になりました。


そして、副会長さん2人には、次の様にお願いしました。

私「認知症と診断されたからといって、偏見や差別はしない様、今までと同じ様に接していただく様に、お願いします。」

私「周りの家族も不安ですが、本人が一番不安なのです。」

私「会長は、だんだん出来なくなることが増えていくかもしれませんが、認知症と診断されたら、まったく何もできなくなる訳ではありません。」

私「記憶障害のため、変なことを言ったり、変な行動をするかもしれないけど、それは病気のせいです。本人が悪いわけではありません」

私「"会長"という役割を取り上げないでほしい。副会長さんは今までと同じ様に、会長をサポートしてほしい。もちろん私もサポートします。」

私「認知症の方との接し方、認知症の方の家族の気持ちを勉強するために、ぜひ町内会主催で、"認知症サポーター養成講座"を開催したい」

私「私は資格(=認知症キャラバンメイト)を持っているので、講師になって、"認知症になっても安心して住み続けることができる町内"にしたいのです。」

と伝えました。

 

私は、私ができることをやります。