親の介護252:母の誕生日

親の介護日記を書くのは久しぶりです。

昨日から実家に帰ってきています。
今日、母の誕生日を祝うためです。

老人ホームに入っている母と会ったのは2ヶ月ぶり。

誕生日なので、ちっちゃなケーキを買っていきました。

いつも３時ごろおやつを食べていると聞いて、その頃につくように行きます。

部屋に入ると、電気消して真っ暗な部屋にいた。ビックリした。

久しぶりに見た母の姿はいつも通りだったが、
髪の毛が伸びていた。
施設の人に、髪の毛切ってくれるように言わないと。

以前と変わらず、物をすべて袋に詰めていた。枕カバーも袋に様変わり。

それに今回、なぜか置き時計の電池、TVのリモコンの電池を取り出していた。TVのコンセントも抜けていた。TVを置いている家具を寄せないと抜くことができないはずなのに。
TVが見れなくて困っていたはずなのに、なにも問題なかったように振る舞って過ごしていたこと思うと、しばらく訪問してなかったことを後悔した。

もちろんすべて直してあげた。

誕生日プレゼントとして、メッセージカードと、花が飾られた鏡をプレゼントした。｢ありがとう｣と言ってた。喜んでくれた。

おやつとして、買ったケーキを母と姉と３人で食べた。｢美味しいね、そんなに甘くなく｣と喜んでくれた。

涙が出た。

認知症だから会話はいつも同じ。間が持たない。

夕食の準備が始まる頃、施設を出た。

いつまで元気かわからないけど、いつまでも元気でいてほしいと思った。