先ほど司法書士さんから連絡があり、裁判所から母親の成年後見人として、司法書士さんが任命されたそうです。

今後、成年後見人は母親の身上監護と財産管理をしていきます。1ヶ月以内に、財産一覧と収支予定表を裁判所に提出します。

さしあたり、僕がやっていた財産管理を引き継ぐために、両親の預金通帳とカードを司法書士さんに渡します。
(成年後見するのは母親だけですが、亡くなった父親の遺産の半分は母親のものなので、父親の通帳も渡します)

母親の生活資金として使っていた現金も渡します。

チョット怖いけど、仕方ないです。

認知症の母親は、遺産分割協議に参加できないので、誰かに成年後見人になってもらうしかないのですから。

財産管理の引き継ぎが終わったら、次は遺産分割協議です。

母親の代理人として司法書士さん、僕、姉の3人で、協議します。法定相続分通りの、母2分の1、僕4分の1、姉4分の1で落ち着くと思いますが、家と土地を誰名義にするか、またゴルフ会員権を誰名義にするかで、もめるかもしれません。

遺産分割が終われば、次は、母親の財産を、後見制度支援信託に預ける手続きを司法書士さんがします。

信託は、金利が低い上に、裁判所の許可がないと下ろせないと言うめんどくさいやつです。
これも、母親の財産を成年後見人が横領するのを防ぐ仕組みなので、仕方ありません。

信託に預けたら、司法書士さんは成年後見人を辞任して、僕に引き継ぐ予定です。