この日記は今年10月7日に書いた日記からの転載です。

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もし、医師本人がアルツハイマー型認知症になって、ごえん性肺炎を繰り返している場合、どのような処置を望むか?というアンケートをとったところ、経管栄養(胃ろう、経鼻)を望んだ医師は、たった15%しかいませんでした。(添付写真参照)

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それなのに医師や看護師は、経管栄養を勧めてくるのはどうしてなんでしょうか?

それは医療にとって死とは、負けを意味しているからだと思います。

経管栄養をしなければ、治療を放棄しているような気持ちになるんでしょう。何もしなければ数週間から数ヶ月で死に至ります。

胃ろうをして何年も生きたと自慢する医療関係者がいます。
でもそれは本当に本人の望んだことだったのでしょうか?本人は意思を表すことができないほど悪い状態でしょう?そんなんで生き長らえたとしても幸せなんでしょうか?

前回の日記にも、経管栄養は延命治療ではないとコメントしてくれた医師?看護師?の方もいました。
もし自分が同じ立場ならどうしてほしいですか?と聞きたいです。

僕が同じ立場なら経管栄養は望みません。

きっと父も認知症でなければ同じことを言ったでしょう。

でもずるいよな。認知症とは言え、経鼻してもいいと父親の了解をもらっちゃう看護師なんて…
(前回の日記参照)

本人が望んでいることです、と言われれば、いくら家族が経鼻を反対していても、対抗できないじゃないか。