この日記は今年10月7日に書いた日記からの転載です。

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父親が先月ごえん性肺炎をやってから、寝たきりになって、口から栄養が取れなくなってきました。
腕からの点滴と、ゼリー状のカロリー食でなんとか食い繋いでいますが、日増しに痩せてきました。

延命治療はしない方針で、胃ろうや経鼻(鼻から食道まで伸びた管をいれて直接栄養を摂取させる)などの経管栄養は断ってきました。

しかしこのままでは、体力が無くなり力尽きてしまうでしょう。
僕はそれも仕方ないと思ってました。口から栄養取れなくなって生き長らえる意味があるのか?と。

しかし近くで見ている姉が耐えられなくなってきたようです。医師と看護師は、経鼻を試してみては?と説得し始めました。

今の状態は栄養状態が良くなれば良くなるかもしれないこと、点滴では栄養が足りず今の状態でしても前のように戻るとは限らないこと、まだ余力のある今、経鼻を試してみてはどうかと。考え込んでいたら、迷うようだったらやってみたらどうか、このまま何もしないままだと後悔することになるのではないかと。状態が良くなれば、口から食べる訓練も出来るようになるかもしれないと。まだ看取りの状態ではないと。

本人が嫌がることはしたくないと言ったら、看護師は父に栄養補給のため鼻に管を入れていいか?と聞き、了承をもらってました。

僕は回復する見込みがあるのならそれは延命治療ではないし、経鼻をして再び口から栄養とれるようになる見込みがあるならお願いしますと返事をしました。

続く