この日記は今年9月22日に書いた日記からの転載です。

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テレパシー使えたらいいのに…と思った。

父は、難聴で耳がほとんど聞こえない。耳元で大きな声でしゃべれば通じる。

でも父親の言っていることがわからない。
あぁぇぅぁとか、本人はちゃんとしゃべっているつもりなのに、ちゃんと発声できてないから、聞き取れない。

こんなときテレパシーで会話できたらいいのに…と、ふと思った。
父親の命は、あと何日か、それともあと数時間か、わからない。

僕は、父の口が乾いているように見えたので、歯ブラシにスポンジついたようなもので、水を含ませて、口の乾きを癒してあげた。

あんまり大量に吸わせると気管に入るぞと、横で見ていた姉が脅す(笑)
でも同じ死ぬなら口の乾いてない状態にしてあげたい。

父は満足したように眠りについた。


安心してください、生きてます♪