この日記は今年9月21日に書いた日記からの転載です。

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今日、約2週間ぶりに父親と母親が会いました。

2週間前は、父は車イスとはいえ元気に動き回っていたんですが、今は寝たきりです。

ちょうど介護申請の更新をしているけど、要介護2から要介護5になるかもしれないねと姉と話してた。

父親がもう長いことないと言うことで、いま父が一番会いたい人は誰だろうと考えた時、やっぱり母だろうと思った。

同じ老人ホームにいてすぐ会えるといっても、父のいまの姿(寝たきり、点滴、鼻から酸素吸入)を見たらショックを受けるだろうし、それで不穏になったらどうしよう?と姉は考えてた。

でも僕は、最後になるかもしれないし、会わせるべきだと思った。

そこで今日母親に面会したとき、父親が退院していま戻ってきていることを話した。話すのは2回目だったけど覚えてなかった。

母に、心配でしょ?父親に会いたいでしょ?と聞いたら、う~ん(^_^;)と答えた。

そんなに会いたい訳でもないらしい(苦笑)

歳とると自分のことが精一杯で、相手のことは他人事になるのかな?ちょっと悲しかった。

半分強引に母親を父親の部屋に連れていった。

痩せて衰えた父に最初、ほんとにお父さんだが?と言ってたが、点滴のこと、酸素吸入のこと、口から食べれないこと等を説明した。

聞いているが、ふーん、となんか他人事っぽい。

きっと母は説明聞いたこともすぐ忘れてしまうだろう。認知症だからしょうがない。

でも父親がもう長いことないってことだけは覚えていてほしいと思った。