この日記は今年9月21日に書いた日記からの転載です。

~~~~~~~~~~~~~~

老人ホームに入っている母親の話です。

父と同じ老人ホームに入って、約1ヶ月が過ぎました。
父親と違って元気にやっています。

母は暇をもてあましているらしく、介護スタッフが忙しそうにしていると、手伝いましょうか?と母親から声をかけたんだそうな。

そこで、前例のないことだけど、簡単にできるスタッフの手伝いとして、まずはフキンを畳むことをしてもらうことになったそうな。(食事の際、一人一枚フキンが手元に用意される)

指先を使うことは、老化防止になるし、いいことですよね。

今日面会に行った時、フキン畳み終えて、お茶とおやつを食べて休憩してるんだと言ってた。

あとビックリしたのが、今日敬老の日だねと会話してたら、母親本人から「私今日何月何日かわからないもの」と言ってきたこと。

母親は認知症の特徴の一つである、取り繕うのが上手な人なので、周りの空気を読んで我々の会話に合わせてくる。

今までの母親なら、今日敬老の日だね、そうだね、と会話が進むと思ってたのでちょっとビックリ。

あと入院していた時には、ご飯を食べたことを忘れて、食べさせてくれないとぼやいてたのに、老人ホームに入ってからは、三食食べているよと答えるようになった。
ホールにある、どのテーブルで食べているよとちゃんと答える。

ちょっとした変化だけど、嬉しくなった。