この日記は今年9月11日に書いた日記からの転載です。

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老人ホームから急遽病院に入院した父親の話です。

血圧は160-90と依然高めですが、39度以上あった高熱は、今は下がりました。

主治医の診断では、肺炎。それもごえんによるものだろう、と言うことでした。

歳を重ねてくると、きちんと飲み込むことができなくなることがあります。間違って食べ物や飲み物が気管に入ってしまうこともあるんです。それをごえんと言います。

姉の義父は、このごえん性肺炎でつい先日亡くなったばかりです。
実父もごえん性肺炎だと姉が聞いたときのショックは計りしれません。ガンの余命宣告より厳しかったかもしれません。

これから我々家族には栄養補給をどのような形でとるか判断を迫られます。

1.鼻からの経管栄養
2.胃ろう
3.何もしない(今まで通り口から食べる)

せっかくの食事の楽しみをとりたくないので、たぶん何もしないを選ぶかもしれません。
その分再びごえん性肺炎になる確率は高く、再び肺炎になるサイクルが短くなっていくでしょう。

でも父親には最後まで人間らしく生きてほしい、そう思いました。