この日記は今年9月4日に書いた日記からの転載です。
あとからふりかえってみればこの頃が一番幸せだったと思います。
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一緒の老人ホームに入居している両親の話です。

前回の介護日記では、すれ違っても気がついてない様子だと言いました。

後日、施設内で歌を歌うイベントがあった時、両親二人を引き合わせ、隣同士座らせるようにしたそうです。

そしたらお互い仲良く一緒に歌を歌っていたそうです。
最後に二人の記念写真とるねと言って撮った写真は、
父親はどこか斜め向いていて(いつものこと)、
母親はカメラに向かってにっこり(いつものこと)、
いつも通りの二人でした。

同じ老人ホーム内とはいえ、入居している階がちがうし、なかなか会うことはないかもしれませんが、定期的に行われるイベントでは、今後も夫婦仲良く参加ということになりそうです。

改めて、一緒の施設に入れてよかったと思いました。

取り合えずこれでひと安心ですが、
母親は施設に慣れるまでまだ時間がかかりそうです。

いまだに時々施設内を探検(たぶん出口を探している)していたり、
部屋の荷物を勝手にまとめてしまって、着て汚れた服なのか、まだ新しい服なのかわかんなくなり、スタッフが別に服を管理しているということはしているようです。

デパートで泊まり込みで働くんだという妄想は相変わらずなので、この荷物を整理することはやめないと思います。