この日記は今年8月10日に書いた日記からの転載です。

~~~~~~~~~~~~~~

母親を入居する老人ホームに案内したら、不穏な感じになりつつ、2階に行くと、父がいた。
ちょうどやってる高校野球のTVを見ていた。

僕「ほら、お父さんだよ」
母「うん?この人違う」

母は父のことを忘れてしまったか?前回会ったのが5月中旬、約3ヶ月で忘れてしまった?

僕「ちゃんとよく見て。お父さんだよ」
母「うん?あ、お父さんっ!」

よかった、忘れてなかった。

母「お父さん、○○(自分の名前)です」

母は、父が覚えてないと思い、自分の名前を連呼する。でも父親はそんなにボケてないので、ちょっと迷惑そうな顔して「わかってるよ!」と答える。

こんな感じの再会になった。

あとで聞いたのだが、施設では積極的に父と母を会わせない方針らしい。

父は、母に会いたがっていた。しかし、会えなくても特に問題はない。いても役にたたないと思ってる。

でも、母は、父に対する愛情が強いので、父のストーカーとなってしまう可能性もあるだろう。車イスの父親を連れ回すかもしれない。

だから居室の階も、父2階、母1階とわかれている。

とはいえ、同じ老人ホームに入ったのだから、なにかイベントとかある日には一緒に行動することになるだろう。