この日記は今年6月15日に書いた日記からの転載です。
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ほんの10分前に食べた昼食を、食べたこと自体を忘れるぐらい認知症進んでた
カボチャのコロッケと献立表に書いてあったよと思い出させようと促しても、いや食べてない、食べさせてもらってないと、ぶれなかった。
ただ、ここがどこなのか、そして、なぜここにいるのかわからないので、僕ら息子たちが強制入院させたってことも忘れていて、僕らを恨んでいるとかそんな感情はないみたいだった。
正直に話すとどうなるかわからないからここは病院だよとか強制入院したんだよと敢えて説明しなかった。
どこにいるのかわからないけど、踏みきりの音が聞こえるどこか田舎にいる印象はあるみたいで、
「よく来たねぇ、遠かったでしょう?」と何度も聞かれた。
お父さんが迎えに来てくれるから、それまで私は待っているんだよ、と言ってた。夫婦の愛なのかなぁ
家に帰りたいとは一言も言わなかった。最後見送る時も出口まで見送ってくれた。
認知症専門病棟では病棟全体が鍵がかかって軟禁状態。
出口からあと一歩踏み出せば脱走だってできたはずなのにそれをしなかった母親。
それなりの楽な暮らししてるからなのかな?
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ほんの10分前に食べた昼食を、食べたこと自体を忘れるぐらい認知症進んでた
カボチャのコロッケと献立表に書いてあったよと思い出させようと促しても、いや食べてない、食べさせてもらってないと、ぶれなかった。
ただ、ここがどこなのか、そして、なぜここにいるのかわからないので、僕ら息子たちが強制入院させたってことも忘れていて、僕らを恨んでいるとかそんな感情はないみたいだった。
正直に話すとどうなるかわからないからここは病院だよとか強制入院したんだよと敢えて説明しなかった。
どこにいるのかわからないけど、踏みきりの音が聞こえるどこか田舎にいる印象はあるみたいで、
「よく来たねぇ、遠かったでしょう?」と何度も聞かれた。
お父さんが迎えに来てくれるから、それまで私は待っているんだよ、と言ってた。夫婦の愛なのかなぁ
家に帰りたいとは一言も言わなかった。最後見送る時も出口まで見送ってくれた。
認知症専門病棟では病棟全体が鍵がかかって軟禁状態。
出口からあと一歩踏み出せば脱走だってできたはずなのにそれをしなかった母親。
それなりの楽な暮らししてるからなのかな?