この日記は今年4月21日に書いた日記からの転載です。

~~~~~~~~~~~~~~

父との面会が終わり、家に帰ってから、母親と一緒に買い物行きました。
もうちゃんとした料理ができなくなっている母のおかずはいつもほうれん草のおひたしと刺身です。

ご飯も炊けなくなったらしく、炊飯器には、変な臭いはしないが、いつ炊いたかわからないご飯が入ってる。
(冷凍していつでも食べれるようにした)

そんな母親に料理させるのは酷なので、宅配寿司をとった。
母親にとって何年ぶりかは知らないが、僕と寿司を食べるのは、たぶん20年ぶりぐらい。

母親とこうして寿司を食べるのは最後になるだろう。
届いたお寿司を見て母親は、
「まあきれい、美味しそう」
といってた。

また食べて
「美味しい、おなかいっぱい」
といってくれた。

僕は、そう、よかったねと返事するのが精一杯だった。