この日記は今年3月17日に書いた日記からの転載です。

~~~~~~~~~~~~~~

先週、父がいる老人ホームに、母と面会にいったときの話。

昨年12月に面会きたときの写真を二人に見せた。

母に聞いた。
僕「これいつの写真かおぼえてる?」
母「去年かなぁ、いやおととし?」
僕「ここに日付書いてある通り、去年の12月だよ」
母「ふーん」←聞いてない

母の記憶には、つい3ヶ月前に会いにきた記憶がないのです。

30分後、相談員さんと面談したとき、母は「お父さんは○○歯科に殺されたもの」と言ってた。
ついさっきまでお父さんと話してたでしょうが!と言おうと思いましたが、こらえました。

母にはついさっきまで父親と面会したという記憶がなくなっていたのでした。


私や姉は、月1度帰省していますが、たぶん母は前いつ帰省したか覚えてないと思います。

ってことは、年末年始おせち料理をみんなで美味しく食べたこととか、年越しそばを食べたこととかも忘れているでしょうねガーン

せっかく思い出作ろうとやったことが記憶に残ってないなんて、悲しいですガーン

でも忘れやすいこともきっといいことがあるはず。

年末帰省したとき、母に「迷惑だ、出ていけ」と言われ家出したときも、数時間をおいて電話したらすっかり機嫌がなおっていて「いつでも遊びにおいで」と言ってくれたのでまた家に入れたとかガーン

記憶力がないのをうまく利用して、付き合っていかなきゃいけない。大変だけど、慣れてきたかもしれません。