この日記は今年1月27日に書いた日記からの転載です。

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母の物盗られ妄想が、サイフに広がりました。

昼前、姉からメールが。
母に電話してみたら、サイフがない(盗られた)と言っていると。当面の生活費として渡していたお金もないという。

僕も電話して、ありそうな場所を指定して母に探させるけど、本人は盗られたと言って聞かないので、マジメに探してくれない。

めっちゃオオゴトなことだけど、これでも電話してこない母。

今晩のおかずはあるからなんとかなるけど、明日の分はサイフがなくて買えないと言う。
お金がないと大変でしょ?っていうと、「大丈夫、○○さんが明日持って来てくれることになっているから」
はい?そんな人いませんけど?ガーンとは言えず、とりあえず僕が急遽帰省して様子を見に行くことにしました。

物盗られ妄想は認知症の症状の一つです。
大切な物と言う認識があるので、他にしまっておこう→しまった場所やしまったこと自体を忘れる→なくなったと誤認識(探そうとしない)→自分のせいにはしない→盗まれたことにしちゃえ、という感じで起こると考えられます。

早速今夜母と一緒に捜索してみますが、さてサイフはどこから出てくるでしょうか?
(1)お出掛け用のバッグの中
(2)押し入れの中
(3)金庫の中
(4)仏壇の中
(5)冷蔵庫の中

前回の帰省時は、電話線を抜かれたと思ったらコンセントが抜かれてました。今回も思わぬところからサイフが出てきそうです。