親の介護:認知症と言う病気

この日記は昨年12月27日に書いた日記からの転載です。

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正直こんなに辛いとは思わなかった

一番辛いのは、何かあった時相談になってくれる両親がもう頼りにできないってこと。死んだのと一緒。

介護しなきゃいけない分、死んだほうがマシなのかもしれない。

父親は老人ホームに入って、どこにいるって説明されているみたいだけど、本人はちゃんと認識しているか不明。

母親は、認知症と自覚していない。本人はどこも悪いと思ってない。
(実際、認知症以外は大きな病気は今のところない)

たぶんこれからも本人に病気を告知することはしないでしょう。
そのほうが本人が穏やかに過ごせると思うから。

母親にもちゃんと治療をさせてあげたい。でも独り暮らしの母を治療させるためには強制入院しかありません。でも入院させると今の生活リズムを忘れてしまい、退院しても元の生活に戻れない、すなわち、ずっと施設暮らしになるというのです。

でもそれが母親が望むことでしょうか？もし本人だったら自宅で生活できるのに、なんで施設入らなきゃいけないの？と拒否するでしょう。

介護する方からしたら老人ホームに入ってくれたほうが楽です。
ですが僕は、僕自身が楽するよりも母親自身が穏やかに暮らせる方を選びました。

あといつまで続くかわからないってのも辛い原因の一つですね。