また認知症の母親の話題です。

母親は独り言・思い込みが激しいです。以前も入院したばかり父親のことを殺されたと思い込んでいることを書きましたが、今回帰省した時も相変わらずでした。

約2週間前、父親に母親を会わせた時、涙を流して喜んでたそうです。だって死んだと思ったのに生きているんですもんね♪

面会した時、両親ならんで写真を撮ってあったので、数日前その写真を見せながら「これどうしたの?」と母に聞いてみました。

答えは「この写真を撮った直後、お父さんは亡くなった」でしたm(._.)m

父が亡くなったと言う思い込みはどうしても変えません。相当強い思い込みです。

帰省するたび、母親には父親と面会させて、日付つきの写真を撮ってきました。

面会した直後は覚えているらしいのですが、夜いつも隣で寝てる夫がおらず、一人で寝てる寂しさもあるんでしょう、次の日になると確実に忘れてます。「お父さんはいない、殺された」と独り言が始まります。

日付つきの写真見せても、会ったことを忘れ、「いつの写真だったかなぁ…」と、とぼけます。

本当に忘れているんだと思いますが、それに父が生きてることを認めると、思い込んでいる自分の世界に矛盾が生じてしまうからなんでしょうか。

僕はこれからもあきらめず、母を父に面会させたいと思ってます。実際生きているんですから。死んだと思われているなんて、父が余りにも可哀想です。