認知症の父は、以前は婦人科の医師でした。歳をとってからは、内科医として、いろんな会社の産業医や、健康診断する医師として、県内各地を飛び回ってました。

なまじ医療の知識があるもんですから、ごまかしが効かないんですねガーン

病院に入院した時には、「俺なんでここにいるんだ?」と聞かれ、「脱水症状で倒れたからだよ」(事実)と私が答えると、「脱水症状なんて点滴打って治療は終わりだろ?入院なんて必要ないだろ?」と突っ込まれます(汗)

また父は軽い糖尿病でもあり、食事療法しています。
私は父に認知症のことは隠していたいので、「糖尿病の治療するためだよ」と言いますが、「入院する程ひどい糖尿病なら、こんな元気でいられる訳がない」と正論で返されます(汗)

担当してくれる医師の人たちは、父よりかなり年下であり、医師としての経験なんて比べ物になりませんので、なかなか言うことを聞いてくれませんガーン

父はまだ現役の医師のつもりでいますので、入院するかどうかは自分で判断する、と思っているのです。

しかし、介護士さんたちからは、名前ではなく「先生」と呼ばれ、気分よく過ごしているようですガーン

父は来週には退院して、ショートステイの施設に移ります。先日面接がありましたが、医師だったことなどが引き継がれたようです。

新しい施設でも「先生」と呼ばれることでしょう…ガーン