スタッフさんに介助してもらい車椅子で面会ホールへ現れた父は、体型もキープ、特に変わりなくみえました。眉毛は相変わらず長いまま。
スタッフさんのご報告によれば、食事も残さず食べ、睡眠状態も良好。深夜や早朝に起き出すことも減り、19時過ぎからウトウトして、6時くらいに目覚めるそうです。
悩みのタネだった父のエアバイト状況を尋ねてみたら、最近は言い出すことはあっても、施設内をしばらく手引き歩行すると落ち着きますよと言われていました。
そしてスタッフさんが席を外して、3人きり。
父は、少し考えていましたが、母と私の名前も思い出し、なんとか認識できた様子です。
すると、母の顔をまじまじと見た父が、なぜかしきりに心配し始めました。
「その目👁🗨どうしたんな!?大丈夫なんか?」
母の目が、変だ!おかしいとオロオロする父。
その理由は、、、
母の眼鏡のデザインが、遊び心のある笑、非対称フレームだったから、、、らしいです。
確かに斬新なデザインで、眼鏡屋さんでもよくオシャレですね〜と褒められます。
でも、かなり以前からこれだし、父も見慣れていたはずなのに。
認知症でも、相変わらず目ざとい父でした。
母が眼鏡を外して見せると安心し
かけるとまた心配する父。
もはやコントみてるみたい
「大丈夫か?これに座るか?」
すでに腰掛けている母に、自分の車椅子を譲ろうとするじいちゃん。気持ちはありがたいけど、あなたの方が心配です。
自分のことは棚に上げて、あらぬ妄想で心配するところも、やっぱり相変わらずでした。
次回の差し入れ希望を尋ねると、
前回と同じ「ラーメン」。
生は無理だよね、、、。
1回きりならカップ麺でもいいのかなあ?
近くにラーメン屋も無いのよね。
もし外出許可OKなら、特養に近いイトコの家で、父の好きな「行列のできる店のラーメン」作らせてもらって食べさせようかな