両親の通院に付き添うようになり、窓口での支払い時や、介護サービスを代理で申請するようになって『えーと、どの保険証出したらいいんでしたっけ?』となることがありました。


私だけ笑い泣き



父母それぞれ複数ある保険証や認定証が頭の中で混ざり合いカオス…不安



特養に入所する以前、父がショート先で骨折し、病院へ搬送された際には、『病院診療は介護保険ではなく、医療保険の範疇。診療報酬と介護報酬は重複して算定できない為、併用できません。』と聞いても、すぐにはピンと来なかったり。。。



1年後、更新の時期を経てなんとか把握出来るようになったので自分の覚書として残します。




  高齢者医療制度(前期・後期)

・65〜74歳(前期)75歳以上(後期)

・医療行為を受ける高齢者の為の制度

・運営は全市区町村が加入する「広域連合」

・保険料支払いは原則年金から天引き




◯父母ともに所持

『後期高齢者医療被保険者証』

(毎年8/1更新)

『後期高齢者医療限度額適用・標準負担額減額認定証』 

(非課税世帯対象で申請が必要。毎年8/1更新)


◯母のみ所持

『心身障害者医療費受給資格証』

医療機関の窓口に健康保険証と心身障害者医療費受給資格証を提示することで、心身障害者医療費助成制度の一部負担金で医療を受けることができる。交付申請必要。(毎年7/1更新)




『身体障害者手帳』(1級)

最初の心臓手術をした際に勧められ取得。母の場合は主に交通機関(バス)を利用する時に提示しています。付き添い1名も半額になるので有り難いです。JRの在来線では使えませんでした。(タクシーは1割引です)有効期限無し。交付申請必要。障害の軽減などで手帳に該当しなくなった場合は、手帳を返還する場合あり。


(最近では障害者用や高齢者用のハーフカードも申請すれば作れるようになっています)



  介護保険制度

・40歳以上が被保険者

・介護を受ける必要がある人の為の制度

・運営は各市区町村が保険者

・後期高齢者は原則年金から天引き



◯父母ともに所持


『介護保険被保険者証』

(保険証には有効期限はないが介護認定には有効期限がある為、介護サービスを利用するには更新手続きが必要)

※追記

介護認定証の有効期限は人によって異なる。但し、介護度見直しを行った場合は1年後に審査あり。


『介護保険負担割合証』

(毎年8/1更新)


◯父のみ所持


『介護保険負担限度額認定証』

非課税世帯対象で申請が必要。特養、老健等の介護施設に入所、ショート利用の際に食費、居住費が軽減される。(毎年8/1更新)

課税世帯でも世帯の一人の施設入所などにより、残された配偶者の在宅での生計が困難になれば減額認定となる場合もある。






新しい保険証や受給者証が送付されてくると、使用中の方の期限が切れるまで新旧同時持ち。

(期限が来るまで置いとくと交換を忘れそうで不安だから笑い泣き



新しい方を間違って捨てちゃわないようにしなきゃ、、、。







※追記

2024年からの介護費用の負担割合が原則1割負担から原則2割負担ガーンになると言われていますが(もう決定なのかな?)

負担増の影響として、介護サービスを控える家庭が増え、症状の悪化で医療費増加を生むのではないかとも懸念されているそう。自宅介護を選択せざるを得なくなったり、介護サービス業者さんが減ったらどうしようガーン


高齢者と現役世代との公平性を保つことももちろん必要だけど、親世代の負担増ってことになると、結局子世代にも体力、金銭的負担がかかってくる場合が多いんじゃないかな。


現役並み収入のある高齢者ならまだしも、さほど余裕の無い年金収入で介護費用を賄っている高齢者世帯はどうなってしまうんだろう?


負担増の対象となる年収が、現行よりいくらに引き下げられちゃうんだろうか不安、、、気になります。



保険証やお薬手帳の持ち運びには、100均のメッシュポーチ(ボケット付)を使っています。



写真はブラックでB6サイズですが、私はもっと大きめのB5サイズ位で、半透明(中身が把握出来るので)を使っています。