朝9時

 

残念ながら症状は良くならず。

 

母体優先。

 

CT検査をすることになった。

もう腹をくくる。

赤ちゃんへの影響はきっとないことを祈るのみ。

 

 

赤ちゃんよ、母を助けてあげてくれ!

 

 

CT部屋に連れていかれる。旦那その場で待機。

原因がようやくわかるから少しは気が楽になると思ってた。

 

 

検査終わり、相変わらずベッドの上で苦しんでいる状態で

戻ってきた。もう顔面も蒼白。

 

ここから何度か吐くようになった。

吐くときは部屋を追い出される。

吐いてるところを見られたくないみたい。

 

 

診察結果がでた。

 

 

なんとびっくり。

 

 

「どこが詰まってるのかハッキリしない。詰まってる感じは見られない。」だった。

 

おーい!どーゆーこっちゃ!

なんのための診察?!

 

そして最終判断をするために外科部長を呼びだしてもらう。

 

 

10時半ごろ

外科部長登場。

いかにも外科部長のたたずまい。すらっとしたおじいさん。

風貌からか、安心感がすごい。

 

「こんなに痛がっているのは異常だね。切開してみようか。」

 

 

おー、まじか。判断が早い。

でもこの人が言うならそれが正しい気がする。

 

 

手術になったらもういよいよ赤ちゃんもだめかもしれない。

 

でも目の前でヘロヘロの嫁ももう見ていられない。

 

母体優先。ごめんね赤ちゃん。そう自分に言い聞かせ

手術をすることを了承しました。

 

 

 

つづく・・・。