ゆりかもめに乗って、市場前駅へ!

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ついにきたぜ!

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豊洲市場!!

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おおぉ!ずぅっと続く綺麗な歩行者デッキに、ほどよくお洒落な建物!近代的!

と、ワクワク風船状態だったのですが、、、

記事のテーマはずばり!!
豊洲市場の!
ちょっとガッカリを!
なーんにも包み隠さず!!

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築地に行ったことがある人やテレビで築地のイメージを持った人が『新しい築地』として豊洲市場を訪れると、ギャップがありすぎてショックを受けてしまうかも。

今回はそんなほかのサイトがあまり書かない豊洲の期待しがちだけど期待しちゃダメなポイントを中心にご紹介していきます!

せっかくなのにマイナスな記事で申し訳ないですが!僕自身が「事前に知っておきたかったなぁ」と思ったことですので思い切ってまとめてみました。行ったのは1/25金曜朝7時~11時なので、あくまで平日の朝の豊洲市場の現状ですm(_ _)m




豊洲の知っておくべき残念な点その1
何もない道を歩いてばかり

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豊洲市場はいくつかの棟が歩行者デッキで繋がっていますが、そもそもこの何もないデッキを歩かなければならない時間が非常に長い!夏は完全に地獄でしょう。さらに目的地に着いたかな?と思ったら上の写真のような廊下をしばらく歩くなんてのはざら。

築地と豊洲の違いはこう。

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A、Bという目的地があります。そこに向かう際、築地では好きな道をいろいろと通りながら、ルートによってabcdeという様々な面白さに出会えます。豊洲の場合はAに向かう途中aという面白さに出会いますがその途中は無。そしてAまで辿り着き満足すると、そのまま同じ道を引き返しまたaを通過、分岐点まで戻りBを目指すことになります。築地には何も無い瞬間など皆無ですが豊洲には何も無い時間の方がむしろ長い印象を受けました。

とはいえ常に完全に何もないというわけではなく、建物内には一応こういう魚や市場の歴史、設備に関する資料があったりして、

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僕と恐竜さんは結構こういうのが好きなのでいろいろ楽しみました。『何これ何これ!』というワクワクはありませんが資料館的な魅力はあるかなと思います。

ちなみに築地の場合は資料の代わりに、

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こういうのとか、どでかい干物とか、マグロの頭とか、変なものうまそうなものを楽しみながら歩くわけです。買わなくても。



豊洲の知っておくべき残念な点その2
まるでビルの上のレストラン街

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これは完全に好みですが、綺麗に整列した店舗たちの姿はまごうことなきレストラン街。風情を期待しちゃいけません。

それと我々客にとってはいい話ですが、どうやら築地時代と比べれば全然混雑してない、かも?築地でも一番混んでいた『寿司大』以外はどこも待ち時間ゼロでした!

早朝から大行列だった大好きな八千代も、

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金曜9時の段階ではゼロ。築地では本当に本当に、平日でも8時に行ったら30分は待つつもりじゃないと、というお店だったんです。

でも味は変わらず(≧∇≦)

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すぐ入れるのは嬉しいけど、ファンとしては空いてるのは寂しい。そりゃ昼ごろはきっと混んでるでしょうけど。

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ただ、空いているからこそ接客の雑さが際立っていました。他のお店は大丈夫?

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はぁ。昼から瓶ビール。いいねぇ。

築地にこの店あり、というほど超人気店であった大和寿司もこんな具合。

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11時過ぎの様子。客寄せまでしていて目を疑いました。ちなみに先ほどの八千代とここは棟が違っていて歩行者デッキを結構歩く必要があります。

飲食店は13時に閉まる所もあるので、夕方から行くのはオススメできません。それとお寿司はどこも4000円が1つの目安なので予算には注意!安い海鮮丼は豊洲にゃないぜ!




豊洲の知っておくべき残念な点その3
買い食い、立ち食いはほぼできない

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これは本当にショッキングな事件(xox)物販エリアは完全に決まっており、買い物はそこでするのですが、生鮮食品は一切取り扱っておらず、もちろんそういう露店もなく、当然まぐろのぶつをつまみ食いしたり、ホタテの上にウニが乗ってるのを見つけたり、なんてことは絶対にありません。

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とはいえ乾物や漬物、刃物など築地でお馴染みだったプロ御用達の品々は健在!買わなくても面白いです。

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何か食べ物は、と探していたら、、、
テリーさんとこの玉子焼き『丸武』

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玉子焼きのサンドをゲット!!うまし(*´w`*)でもできたての玉子焼きはありませんでした(毎日ないかは分かりませんが少なくともこの時はありませんでした)。

こういうことはできないのです(;-;)

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同じ日に築地で立って食べたマグロぶつ1500円!うまかったなんてもんじゃない(∩´∀`∩)心に刻みつけられた!


☆1/30修正☆
平成31年1月12日~3月30日の毎週土曜日 8時00分~15時00分、青果棟屋外スペースにて土曜マルシェが開催されており、豊洲ならではの魚介メニューや鮮魚の販売などが行われているそうです!




豊洲の知っておくべき残念な点その4
市場の生々しい雰囲気を求めてはいけない

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以前の築地であればせりの見学はできなくとも町には色々積んだターレット(ちっちゃい車)が走りまわり鮮魚が並びマクロの頭が飾られ作業着のおっちゃんが歩き、場内の見学もある時間からは可能でした。場内と場外とが一体になっていたとでも言いましょうか。

豊洲ではマグロのせりはだいたい5時半に始まり6時半には終わるそうで、それ以降はガラス張りの見学スペースから覗くことはできてもほぼ何も行われていません。

僕らが見た景色はこれだ!

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かろうじて売れ残りのマグロがあってよかった。ちなみにこの見学スペースにたどり着くまでに、測ってないですけど駅から10分以上は確実に歩きました。せりを見るならそれを計算に入れるべし。きっと6時に駅に着いたとしても遅すぎるでしょう。

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10時半の青果棟はこんな感じ。

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予約をすれば臨場感のある特設スペースで見学ができるそうです。ツアーに参加するのも面白そう。でももし仮に一人で7時から見て回るとかでしたら非常に切ないものになると思います。



その他、特に大声で叫ぶほとではないですが、アクセスが悪い点もちょっと。豊洲市場に行くにはバスもありますが基本的にゆりかもめの市場前駅がメインです。築地の場合は築地駅と築地市場駅がありますし、他の土地(銀座や日本橋)から歩いて来たり逆に他の土地へ歩いて移動したりなども楽しいです。




まとめると!
☆何もない道を歩いてばかり
☆まるでビルの上のレストラン街
☆市場の生々しい雰囲気を求めてはいけない
☆買い食い、立ち食いはほぼできない

【訂正】3月30日までの毎週土曜日 8時00分~15時00分、青果棟屋外スペースにて土曜マルシェが開催!そこでは買ったり食べたりができるそうです!

おまけとして、
☆ゆりかもめとバスしか使えない
☆鮮魚は買えない

いい点は、
★綺麗で安全、整っている
★途中に点在する資料は勉強になる
★飲食店は比較的空いているかも
★働いてる人にとってはやりやすそう





つまり豊洲を観光地的な意味で『新しい築地』と思うのは完全に見当違い!市場の雰囲気を感じつつ食事や買い物を楽しむというよりも、市場資料館&絶品飲食店という感じ。今回は勝手に『新しい築地』的なイメージで行ってしまいましたが、理解した上で訪れたり、飲食店のみを目当てにしたり、ツアーに参加して詳しい話を聞いたりすればすごく楽しめそうです。


核である場内を失った愛しの築地は、、、?
意外なほど元気でやってるようだ!!

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築地の様子も次の次かさらにその次くらいに記事にしますのでよろしければまた見てください!

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ではまた!!