不定期連載「アイドルばかり聴かないで」シリーズ、3回目は「ローカルアイドル~コアな音楽ジャンルとアイドルの融合」をテーマにお届けします。
「最近アイドルもの音源の紹介が増えて、一体どうしちゃったの?」なんてお言葉を頂く事がありました。
若く可愛く芸能力に長ける女子の生命力を讃え愛でるのは男性として自然な事だと思うのですが、それ以上に驚くのが最近のアイドル業界の楽曲レベルの高さ、そして僕のようなおじさん世代を刺激する音楽的要素が満載な事です。
YOUTUBEで見た何かの番組でライムスターの宇田丸さんも同じようなことを言ってましたし、ペコンボのアルバムでプログラミングをして頂いたハイセンスなDJ/サウンドクリエイターの方もアイドルシーンを情熱的にチェキってるようです...
要は、DJ耳やサブカル耳を刺激する和モノの楽曲が一番眠ってるジャンル、それが今どきアイドル歌謡なのだと思います。
そんな観点から今回5組をピックアップ♪
(「そんなの、とっくに知ってるよ!」という方は、華麗なるスルーをお願いします...)
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★Negicco(ねぎっこ)
まずは、新潟のご当地アイドルから全国区へ?!
「Negicco(ねぎっこ)」の傑作アイドル歌謡を2曲ピックアップ♪
Micheal JacksonやPizzicato Fiveなど80-90'sサウンドへのオマージュが曲タイトルやサウンドに色濃く滲み出てて共感できます(今回の連載の表題である楽曲「アイドルばかり聴かないで」はMr.ピチカートファイヴ=小西康陽氏の手によるもの)。
可愛くて歌が上手くて踊りもカワイイ、レベルの高いローカルアイドル。今どきアイドルの王道を感じます♪
* Negicco「あなたとPop With You!」
http://youtu.be/WDBDsRRbFv0
* Negicco「アイドルばかり聴かないで」
http://youtu.be/bo_7NrSqmIE
★Especia(エスペシア)
続いては、大阪おばちゃん系ファッションのアイドルによる、ドリアン顔負けの80'sアーバンなアレンジのアイドル歌謡を2曲ピックアップ!
この両者が絶妙なバランスで共存してる事がとてもフレッシュに感じました♪
名古屋のチームしゃちほこ、大泉のリンダIII世などもそうですが、ご当地アイドルがドンドン登場するご時世、僕にはとても興味深いです。
代官山界隈のファッション系に詳しい友人の「地方のおしゃれな子たちが東京を目指さなくなった」という発言に心地良い衝撃を覚えたものですが、ネットがつ
ながり宅急便が届く環境さえあれば、いわゆる地方の僻地と呼ばれていた場所に住んでても最先端情報やモノが届く今の時代とリンクするものを感じます。
*Especia「ナイトライダー」
http://youtu.be/ztUmrH1qVxU
*Especia「Twinkle Emotion("Viva Discoteca Especia" Fullband Version)」
http://youtu.be/FdISCYjnReM
★ライムベリー
東京で活動する女子4人組のアイドルラップユニット。
日本語のラップの歴史にオマージュを捧げつつ、今どきギャルらしさが爆発するライム。
こんなキャッチーなラップ音楽をずっと聞きたかった!と思うようなポップさが素敵です♪
*ライムベリー「SUPERMCZTOKYO」
http://youtu.be/GxWE8A1Dr-Y
*ライムベリーに全然興味のない人でも、ライブに行きたくなっちゃう動画
http://youtu.be/MQhekL45AfA
★BABYMETAL
続いては、アイドルとメタル音楽の融合、という、日本以外ではあり得ない、目眩がするようなMIX音楽を歌い踊るアイドルユニット「BABYMETAL(ベイビーメタル)」。
大手のアミューズが仕掛けてるのも興味深いです。
和風テイストのアイドル・メタル・サウンドが炸裂するPV、高品質です。
*メギツネ(MEGITUNE)[FULL VERSION]
http://youtu.be/cK3NMZAUKGw
★Tomato'n' Pine(トマトンパイン)
残念な事に去年散開してしまったアイドルユニット「Tomato'n' Pine」。
3人の別嬪さんの確かな歌唱力、可愛らしい踊り、90'sクラブ音楽のエッセンスが要所要所に感じられる高品質なサウンド、と、Negiccoと並び今どきアイドルの王道を感じさせる存在でした。
散開直前のライブの映像でひたむきに歌い踊るしゃべる彼女たちの姿、キラキラ輝いてます...
*Tomato'n' Pine「PS2U Dec2, 2012」
http://youtu.be/L8vFIG0yK0E
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以上、色んな意味で驚かさせれる事の多かった、最近のアイドルシーンの一端をピックアップしてみました。
今回改めてチェキってみて、同世代の男子だけではなく僕のようなおじさん世代もけっこうハマってるのでは、と感じました。
そして彼女たちの裏に控えてるスタッフさんたちに、近い世代や音楽的感性の方々がいらっしゃるのでは、と睨んでいます。
僕にヒャダインを教えてくれた20代半ばの若者が呟いていた「現実なんて何も良い事ないッスから...」という一言は衝撃的でしたが、そんな鬱屈した今どき日本への想いの絶好のはけ口の矛先なのかもしれません...
そんな現実逃避が少々過ぎるファンのみなさまへ一言。
「アイドルばかり聴かないで」、その裏にある音楽世界が見えてくると、人生、もっと楽しめますよ~
お後がよろしいようで...