"人類の「文学」史上最高傑作にして
世界一長い小説(ギネス定) " と名高い名作


『失われた時を求めて』


一度も読んだことないけれど、タイトルを耳にするたびに

「失われた肚の声」

というフレーズに変換され、グルグルと脳内をめぐります


世界中にインターネットが普及した現代、巷はさまざまな情報が溢れかえっていますが、何が真実で何がそうでないかを判断するには人間に本来備わっている「食べられるものを嗅ぎ分ける」能力を発動させることが必要になってきます

とはいえ、臭いものにはフタをすることに慣れてしまった現代人。。

腐ったもののニオイがわからず、口にしてはじめて「オエー!」となることもしばしば

中には、腐ったものを口に入れてもそうと分からず、お腹をこわしてはじめて食べたものが傷んでた事に気づくニブい人もいらっしゃいます

お店で売ってる食品などのパッケージには賞味期限が記載されていますが、期限内でも保存状態によっては食べられないものもあるし、期限を過ぎててもまだまだ食べらるものもあります

賞味期限に惑わされず、実際食べるときは「嗅ぎ分ける能力」を使って判断したいものです


「嗅ぎ分ける能力」もそうですが、本来私たちに備わっている原始脳には生命の危機に関する情報をキャッチし、反応する働きが備わっています


生物は種を存続するため、生まれた瞬間から「生き延びる」方向で成長、進化していきます

「食うか・食われるか」の状況に出くわしたとき、勝ち目がないのに逃げるのに躊躇していたら、あっという間に食べられてしまいます

なので、「アカン!」と思うより前に身体が反応して踵を返して一目散に逃げるか、「南無三!」と思う事なく反射的に相手に飛びかかるのです


瞬時に湧きあがる、その感覚こそが

「The 肚の声」



「出会った瞬間、ビビっと来たの♡」 というのは単純な例で、
何か出来事が起こった時、はじめて誰かと出会ったとき

瞬時に何かをキャッチする感覚は必ずあるのですが、その場の状況や人の目や目に見える情報がわーっと脳内に流れ込みカオスのようになり、はては過去のデータや思い込みが押し寄せてきて最初に感じた感覚はどこかに追いやられてしまいます


はい!ここで肚の声が失われましたね( ̄▽ ̄)


一人では生きていけない世の中
社会の中で上手くやっていく為には正直者は生きにくいのが実情

そうして肚の声「本音」を隠して振る舞ううちに、本当は自分が何を求めていたのかが分からなくなってる人は多いんじゃないでしょうか?


私も長い間、自分が何が好きかも分からないような状態で生きてました


危機回避センサーも麻痺していたので、結果的に心身も故障しました( ̄▽ ̄)


故障してはじめて、センサーが麻痺していたことに気付いたのは塞翁が馬?


ー起こることは必然


今となっては故障したこともいい思い出っぽくなってますが、肚の声を失ったまま過ごしていた時を思い起こすとちょっぴりグレーな気分になるのは否めません


もしかしたら、、、

「失われた肚の声」を取り戻すと「失われた時」をも取り戻せるのではないかな?

と思い立ち、

「失われた時」を求めて「肚の声をきくレッスン」をやってみたのです



つづく