真夏のような岡山、昨日は保育園の保護者会でした。

決算報告等に続き、保護者向け講演として、福音館の絵本研究部の方から、絵本についてのお話がありました。

とくに2歳までの子どもに、無条件の愛情を注ぎ、自己肯定感を高めるという点で、日頃の読み聞かせはとても意味があるというお話に背中を押された思いでした。

まぁ、みなさんご存知の通り、福音館さんは「こどものとも012」を出されていますので、「それでしょ」って言ってしまえば、それまでなんですが(笑)

一般的に言われている読み聞かせの意味やこつ以外に、私が参考になったことを紹介します。

・保護者や保育者が読む意味
→信頼関係が形成できている相手に本を読んでもらうのとそうでないのとはまったく違う。
読み聞かせのイベントもいいが、それでは得られないものが日々の読み聞かせにはたくさんある。

・どんな本がよいか
→良質な本、芸術的に完成度の高い本を与えたい。良質な、とはリアルな、も含まれる。薮内正幸さんや、平山和子さんの本はその典型でしょうね。
他には例えば、「こどものとも」でも単行本化されているのといないのとありますが、この場合は前者の方。「こどものとも」そのものは雑誌ですが、約700冊刊行されているうち、単行本化されているのは100冊程度。つまり淘汰に耐えた本はやはり良質と言えるのではないでしょうか。

フレー○ル館(アン○ンマン)やディ○ニー出版の本は読ませないでね、という競合つぶしにも聞こえましたが私だけでしょうか(笑)

・3つの「もの」をテーマにすると◎
→「たべもの」「いきもの」「のりもの」をバランス良く。我が家は「のりもの」不足です(笑)

・フィクションとノンフィクションを取り混ぜると◎
→ノンフィクションとは、科学の本。これも我が家には不足しているなぁ。ということで、図書館で早速借りてきました。「サンチャイルド・ビッグサイエンス」というシリーズ。
雑誌ですが、これ、とっても良いです。3つの「もの」をテーマに、それぞれのノンフィクションを借りてみました。

・幅広く読み、深くも読み込む
→さまざまなジャンルの中から、繰り返し読めるものを見つけていく。

・想像力を創造力に
→言い換えるなら、インプットをアウトプットに、でしょうか。絵本で培われた想像力が、ごっこあそびや造形、表現あそびにつながるとのこと。とても納得でした。

・目的と結果を混同しないこと
→読み聞かせを通じて○○の力がつく、と言うのは、単なる結果。○○の力をつけるために読み聞かせをするのではない、ということ。
これは常日頃から私が娘に何かするときに肝に銘じていることでもあります。○○の力をつけるために、と始めた途端に、親子でつまらなくなりそうなので気をつけています。

・絵本は子どもの世界を広げてあげるためにある
→子どもはひとりではどこにも行けない。そんな子どもの世界を広げてあげるのが絵本である。これは、佐々木正美先生も同じことをおっしゃっていますね。そして、私が本を読んでいるときに感じていることでもあります。

絵本は万能でも絶対でもないし、絵本を読まれていても自己肯定感が低い人もいるだろうし(実際、私の夫がそうですが・笑)、とも思いますが、とても手軽に子どもとスキンシップがとれる方法としては、やはりとても優れているんだなぁと思います。
なんといっても、図書館で借りられるし。

みなさまの、今後の絵本選びの参考になればと思いますニコニコ