小さい頃、地元にやってくるお芝居をみたり音楽を聴いたりするサークルのようなものに入っていました。母親の趣味で。

そのせいか、今でも芝居やコンサートは好きです。
ちなみに中学は合唱部、高校は演劇部。

今日は、娘が産まれる前からチケットをとり、楽しみに待ちこがれていたコンサートに行ってきました@NHKホール。

娘は旦那にお願いし、搾乳と離乳食の準備を済ませ。

佐渡裕指揮、BBCフィルに辻井伸行さんという、世にも豪華な演奏会。
ミーハーなんです、私。

実はこの公演、2011年3月11日に、横浜のみなとみらいホールで聴く予定でした。

広島から始まった日本ツアーがいよいよ首都圏へというその日、東日本大震災が起こり。
BBCフィルの皆さんは、ベイブリッジを走行中のバスの中で被災されたそうです。

開演予定の30分前まで、リハも行っていたとか。

しかし時間が経つにつれ、来場者は見込めないことや、身の安全を確保することを優先した方がいいことが明らかになり、都内のホテルへ移動。
強制帰国と相成ったそうでした。

開演前に、指揮者からの異例のアナウンス。
エルガーのエニグマ変奏曲『ニグロット』から始まった公演。
BBCフィルの皆さんの心がこもった演奏に、思わず落涙。
犠牲者、被災者に思いを馳せました。

NHKホールでは、
・メンデルスゾーン『真夏の夜の夢』
シェイクスピアですね。
・ラフマのピアノコンツェルト2番
言わずと知れた、辻井さんの十八番です。
・ベルリオーズの幻想交響曲
こちらも佐渡さんの十八番です。

いずれも素晴らしく、とくに幻想交響曲は圧巻でした。
いままでのどの演奏会よりも素晴らしかった。
感動しました。

アンコールは、
・ショパンの雨だれ(辻井さん)
・ベルリオーズのラコッツィ行進曲(佐渡さん&BBC)

昨年、配られるはずだったパンフレット。
佐渡さんのサイン入りで3000円で販売。
売上は、安藤忠雄を創設者とする、桃柿育英基金に全額渡されるそうです。



開演前のトークでは、
「新潟では80万円、長野では90万円でした。ここはハコも大きいし、いくらになるでしょうか」と笑いをとる場面も。

公演終了後、パンフは売り切れてしまったが、寄付をしたお客さんに佐渡さんが握手をするというサービスもありました。

世界の佐渡裕と辻井伸行。

音楽を心の底から楽しみ、皆を楽しませようという気持ちが溢れた名演でした。

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