パパママだったか、ママパパだったか忘れたが、市の主催する教室に通っていた。
妊娠5ヶ月くらいの頃。
「働くママのための土曜集中講座」もあったのだけれど、
それだと詰め込みすぎて覚えられなさそうだし、
「働くママ(今思うと、プレママ、だよね)」にとって土曜は貴重なのでと、
フレックス勤務を最大限に生かして、平日に通っていた。
平日のパパママ教室にきているプレママは、当たり前だが働いていない人がほとんど。
PC持ち込んで、会が終わるや否や携帯の着信を折り返しまくる私は、我ながらさぞかし嫌味で異質に見えたことだろう。
地域ごとにグループ分けされて、私のグループは全5人。
第4回のうち、第2回からこなくなった方が1人。
都合4人のグループで講義や実習は粛々と進んでいった。
この4人は、私を最年少として1才ずつ年齢が上っていく、という構成で、
(私も30過ぎているので、初産年齢の高齢化を実感するひとコマとなったわけですが)
会の最後には連絡先をやり取りし、今も新年会をしたり、一緒にイベントに参加したりする仲間となった。
はっきり言って、この教室の最大にして唯一のメリットは、この仲間と出会えたことだ。
それ以外の内容は、た○ごく○ぶや赤○ぐに書いてある内容となんら変わりなかった。
あ、でも乳頭のお手入れ方法と沐浴指導は役に立ったかな。
力加減は実際に触られないと分からなかったから。
振り返ってみて思うことは、市はいったい何を目的にこの会を主催しているのか。
私が感じたメリットを参加者に感じさせることであればそれでよい。
孤独に陥る母子を救い、子どもの虐待を未然に防ぐことも、市の健康福祉課の大切な役目だろう。
でも、本当にそれだけでよいのか。
私たちの税金を使って毎回同じ内容(おそらく)を垂れ流し(といっても過言ではないと思う)、
「参加者の交流を図る」という目的で、ファシリテートも何もないグループワークを闇雲にさせることを、
この人たちはどう総括しているのか。
最終回でアンケートをとるけれど、会を本当によくしたいなら、産後にとるべきだ。
実際に出産してみて、役立ったかどうかを聞いてみたらいい。
出産後の24時間の話、とか、
事前分娩と帝王切開、とか、
母乳育児とミルク、とか、
聞きたかった、話してみたかったテーマはたくさんあるぞ。
講師も、講師をするからには、もうちょっと話し方の研究をした方がいいし、
進行についても工夫できる点はたくさんあるのに。
少なくとも、自分が話している姿をVIDEOに撮って見返すくらいのことはやった方がいい。
(せめて、出産経験のある方を講師にした方がよい)
と思う私は、求めすぎでしょうか。
ついでに市の職員が語る、
「お母さんは自分のことを犠牲にして、寝る間もなくて、本当に大変でしょ」というスタンスも、
私はどうかと思っている。
これじゃ、子育てが苦行みたいじゃないか。
「子育てって楽しいですよね、どうですか」という切り口から、どうしてものを語らないのか。
もちろん、これがお母さんに対する労いの言葉だということくらいは分かる。
でも、いつでもどこでもこの言葉を聞くのは、いい加減ウンザリなのだ。
大変なのは当たり前。
でも、その大変さを凌駕するほど、子育てって楽しくて楽しくて、
こんなに楽しいことが人生に待ち受けていたなんて、本当に儲けものだ、と思っているのです。
そりゃ出産した直後はマタニティブルーだしてんぱるしで、
「私はいつか、娘を心からかわいく思えるときが来るのだろうか」と思うときがあったさ。
でも、それっていつまでも続くものじゃないだろうに、と思うのです。
みなさんは、どうですか?