祖母が亡くなってもうすぐ1年になります。
脳梗塞の知らせを受けて、徳島から静岡へ車を走らせ
私が着いたときにはもう反応できない状態で、
でも今日明日亡くなるわけではないと言われ
臨月近かった私はすぐ徳島へ戻ったのだけど、
その時何を思ったのか祖母が使っていたまな板を持って帰りました。
何故かずーっと欲しかったこのまな板。
桐のまな板は持っていたけど、祖母が使っていたこのまな板が欲しかったのです。

そして数日後、祖母が他界。
ずーっと欲しかったまな板なのに使えませんでした。
料理が大好きだった祖母がこのまな板を使うことはないだろう…
と亡くなる前に私が持って行ったから祖母が力尽きたのかも…なんて思ってしまい
まな板を見るのも辛くて奥の奥へ仕舞い込んでいました。


先日一周忌を終え、ようやく一区切り。
一年も過ぎれば早いものです。
宝の持ち腐れもよくない!と一念発起して祖母のまな板を使い始めました。

やっぱりいいものはいい!
このまな板で料理を作っていると
むかーし、むかし、祖母の隣で料理しているところをじーっと見ていた小学生の私が蘇ります。
なかなか手伝わせてくれなくて
ただひたすら隣で立って見ていただけだったけど
祖母が大好きで、毎日欠かさず見ていました。

今私が料理する隣には息子がいます。
正直、手間も時間もうんと掛かりますが
振り返った時に幸せな時間だったんだと思える日がくると信じて…
娘も大きくなったら私と料理してくれるといいな。