やり遂げた2日間!!! | Pico Farm

やり遂げた2日間!!!

この週末「Pico Farm」で初回となる「ライブセミナー」
無事終了しました。


振り返ってみると2006年東京を離れ世界を旅している時、
いつか自分たちの生活の延長に仕事をしたいと夫婦で話し
2007年から滋賀で生活しながら次第に具体的になって来た
私達の夢。その夢が実現したと思うと感無量でした音譜


私は今回、初日の昼食、夕食、2日目の朝食、昼食
合計4回の食事をつくりました。
子供を含めて合計12人分の食事。
果たしてこれだけの食事を連続で4回、私にできるのだろうか・・・


はじめての事だったし、小さな子供もいる。
果たしてどうなるのかと!?
はじめる前には不安もありました。


だけど自分の「枠」を広げようと決めチャレンジ
することにしました。
妊娠、出産、そして子供が2歳になるまでのこの3年間
は私にとっての最大の社会が家庭。
それが子供の成長とともに家庭を基礎にその外にもこれから
広がっていくことを感じていました。


だから今回のライブセミナーが私にとってこれから
外に向かうためのひとつの「橋」となるだろうと
感じていました。


配膳や後片付け等は参加して頂いた方の助けのお陰
で予定通りに進み、料理を作るという事に関しては
全てをひとりでやり遂げる事ができました!!パチパチ
もちろん精神的な面での夫の支えも大きな力となりました。



自分を褒めてあげましょう。

「よくやった!!!」



実際に2日間が終了して自分の枠が広がったみたいです。
それは小さなセーターを大きな人が
着て伸びてしまって、その後もそのセーターは
大きなまま。というような感じです。


Pico Farmの食事はmacrobioticをベースにした
優しいエネルギーの食事作りにフォーカスをしています。
穀物と野菜が中心ですが時に動物性も取り入れます。



macrobioticは私の中で一巡したと最近思うのです。
春夏秋冬を巡って暑い夏も、心地よい春や秋も、
厳しい寒さの冬も体験してたどりついた今の私の
結論が「食事はエネルギー」



何を食べるということはもちろん大事です。
特に調味料は本物にこだわります。
そして体調不良の時には特に食べ方には気をつけます。



だけど同じ食べ物でもどういう「想い」で作ったか
で食べた人の体に届くエネルギーは変わるという
ことを感じるようになりました。


今回は体力的にしんどいこともありましたが
工夫する過程や穏やかなエネルギーが食べた方に
届くことをイメージしながら作る事は楽しく
もありました。



実際に食べた方たちの感想は、

「腸が楽になった」
「キンキンこない」
「体に優しく感じた」
「嫌いなものでも食べられた」
「スローフードを実際に体験して自信の
 食生活を見直したい」
「食生活改善プログラムも体験してみたい」


私の思いを様々な形で感じて頂けたようで
嬉しいです。



備忘録も兼ね以下この2日間のメニュー。



昼:
・国産小麦の酒粕酵母パン
・根菜中心の野菜の重ね煮スープ
・大豆と野菜のマスタード和え
・菜の花のおひたし


夜:
・粕汁
・玄米ご飯とごま塩
・白菜とまごめ昆布のサラダ
・庭で収穫したフキノトウでつくったフキミソ
・丁字麩とネギのぬた
・差し入れいただいた激ウマのマグロのお刺身


朝:
・小豆粥とごま塩
・自家製糠漬け(キュウリと日野菜)
・ほうれん草のごま和え
・小松菜のおひたし
・わかめとねぎとお豆腐のお味噌汁

Pico Farm


昼:
・たかきびのドライカレー
・玄米ご飯
・春キャベツとレーズンの炒め物
・花豆の煮物
・ゆで卵

Pico Farm


これだけを作るため1週間ほどまえから毎日
のようにどの順番でどう調理していくかの
イメージトレーニングをしていました。


ひとりでどうしたら効率よく料理ができるか。
料理もロジスティックスだと思います。


「必要なものを、必要なときに、必要なだけ」
供給できれば「ムダ、ムラ、ムリ」がなくなり、
生産効率が向上するというトヨタカンバン方式
を勉強したらこれから次回から料理の効率が
上がるかもしれないなぁ。


今回は初回で頑張り過ぎた感もあります。
その頑張りが度を越すと本末転倒にもなりかね
ません。


こそこれからもいろいろ勉強して日々精進いたしますアップ