組の皆さんと新年会 | Pico Farm

組の皆さんと新年会

組は組でも健全な村の「組」でございます。


ここで改めて引越してきた挨拶をさせて頂きました。
鎌掛には一区から六区までがありその中で更に組み分け
がなされています。
日野町には所属しているものの、鎌掛地区は昔からの
独特な自治体制を保っているようです。
詳しくはこれからいろいろわかってくるでしょう。



ありがたいことに組の皆さんには温かく迎えて頂きました。
モモも初めは緊張していましたが帰るころには座敷を
走り回るくらい場に慣れてきました。



この席で鎌掛にまつわる話をいくつかうかがいました。
中でも興味深かったのが鎌掛は土地の一番良い場所に家が建ち
そのまわりを田畑が囲んでいるのが特徴のひとつだということ。
実はその形式は結構珍しいらしく田舎の多くは良い場所を
田畑が占め家はそのまわりを囲むのだそう。
山に登り村全体を見渡してみるといいと教えて頂きました。


Pico Farm


ちょうどその様子がわかる写真を工事をしてくださった
大角さんから頂いたので春を待たずして全貌を確認
できました。


それにしても覚悟はしていたものの日本家屋はかなり寒いです。
家の中には隙間風もはいりますし・・・


Pico Farm


近所の方もこの辺りで1番寒い家だよと。
確かに明治の家で部分的にはアルミサッシも入っていないですから。


夏の涼しさに期待しつつ日々家の寒さ対策しつつ防寒着や防寒靴を
買い増しています。
外から帰ってくるとストーブの前から離れられません。


Pico Farm


今年は間に合わなかった薪ストーブ、来年は必須です。



色々な方から聞かれているのですが、今回もなぜ広い日本の中から
鎌掛を選んだのかと聞かれました。


実はその答えは私たちにもないので何とも答えずらいの
ですが人のご縁を通じて、私達が選んだのではなく

「この場所に選んでいただいた」

というのが正直な気持ちです。


ところがやはり私達にもなぜかわからないだけにまわりの人に
わかってもらえるのには少し時間が必要なようです。


これから時間の経過と比例してこういうことだった
のか・・・ということがわかってくるでしょう。


それでいい。
いままでもこれからも。


頭でわかっていることなんてたいしたことじゃないし
その不確定性を楽しんでいます。


再来年には組長のお役目もまわってくるそうですし
ゆっくりと慣れていきたいと思います。