ルイスがやってきた(2) | Pico Farm

ルイスがやってきた(2)

マクロビオティックの「力」を知ってから
一時はとってもストイックになっていた私。
食べるものに関して・・・



その結果「体」の声を無視して「頭」で
考えて食べていたときもありました。



妊娠中のつわりのひどい時にもう突然、
餃子が食べたくなったり、シュークリームが食べたく
なったりして、もう頭で考えるなんていう余裕すら
なくただただ体の欲求に従わなければ他に食べるものがない
という危機的状況を経験してから、
自分の「食べてはいけない!!」という思い込みがはずれ
自由になってきました。




その結果今では基本は穀物と野菜が中心ながらも何でも
食べています。



マクロビオティックと出会ってから6年経ち
やっと自分らしく食とつきあえるようになって
きたような気がしています。



そして食べることはなにもエネルギーを体に取り入れる
目的だけではなく毎日の生活を楽しくしてくれる役割
もあると思ります。




一昨日ルイスがドミニカ共和国に向かって出発しました。
彼が日本に滞在していた10日の間外食はほんの数回。
私たちもそうだけど彼も食事は家でとるのが一番美味しく
安全でそして安上がりで楽しいと思っている人。




3人で毎晩ワインを1本以上空け夜な夜な語りながら
前菜から最後のスイーツまで食べつくしたこの10日間。




妊娠、授乳という禁酒期間が2年続いた私は
こんなに毎晩飲んで、食べたのは久しぶり。




3人とも確実に体重増加。



でも毎晩楽しかったラブラブ
そして何でも頂ける自分でいることで美味しい
食事、お酒をのみながら楽しい時間がルイス
と共有出来たことが嬉しい。



おまけに娘も体重増加していました。



毎晩大人の食事につきあわせてしまい食事時間も
不規則になり彼女には申し訳ないと思いながらも
この一時的なこの楽しい時間を共有出来たことは
きっと彼女にとってもプラスに働くはず。




今回ルイスが作ってくれた沢山のスペイン料理。



残念ながら写真を撮る間もなく食べてしまった・・・・


$Pico Farm



スパニッシュオムレツ、パエリア、色々な魚料理。



私には考えられないくらいのオリーブオイルの量を
毎回の食事に使いながらもそれが決して油っぽくない。



彼は子供の時母親から生きていくために
料理はもちろんのこと、手芸、編み物など
叩き込まれたそう。



絶対、ただ勉強が出来て何も出来ない男より
生きていくすべを知っている男の方が絶対魅力的ビックリマーク
私も息子がいたらきっと料理をさせるな。



彼の料理は何でも本当に美味しい音譜
こまかい技を使う訳ではないのだけど
素材の選び方、切り方、火加減、塩加減を熟知して
素材の良さを引き出すすべを知っている。



しかも彼は食材だけでなく人からもその良さを
引き出すポイントをおえている




それが料理と関係しているかどうかは知らないけれど
観察する力は料理を通して培われるかもしれない。



つづく→