鎖につながれた象?! | Pico Farm

鎖につながれた象?!

今日見たNHKのニュース。



ある生命保険会社の社員がが中学校で講師になり
将来の進路の選択に生かすという授業。




ある子供の将来設計・・・



20代後半に家賃25万円の賃貸住宅に住む。

40代で5000万近くのローンを組み一戸建て購入。

子供を市立の大学に通わせる。



etc・・・




そんな未来のお金のシュミレーションがPC上に
表示されるとある数年間が赤字になる事が判明。



生保講師と生徒の間のやりとりの後、
生徒は家賃を25万から15万円に減らした。



再度計算すると赤字になっていた数年が黒字に転換。



一同、拍手(パチパチパチ)ぱちぱち



赤字が黒字になればそれでいいのだろうかはてなマーク


赤字=失敗
黒字=成功



っていう思い込みにならないといいが・・・



だって、


人生時に借金しても掴みとりたいものがある。


子どもたちよりも少しは経験の多い大人は知っているはずなのに。




映像を見る限り出て来たのはお金の話ばかり。



年収がいくら、
支出がいくら、
貯蓄がいくら。



こんな若いうちからリアリスティックな話。
今はもっと夢見ていいんじゃないはてなマークはてなマーク



Pico Farm


鎖につながれつづけた象は鎖を
外しても遠くに行かなくなる。


Pico Farm



学校の意図は、

「なかなか就職出来ず、仕事をする気にならない
若者が多いので今日の勉強を将来の役にたてて欲しい」

らしい。




私には可能性がいっぱいある子どもたちに
一生懸命「枠」を作っているように見えた。



農家の人たちに講師になって田畑を体験するほうが
将来よっぽど役に立つように思います。