土用干しをしながら考えた
6月19日にはじめて梅干しを漬けました。
これから晴天が続きそうなので
今日から土用干しをはじめました。

辰巳芳子さんの梅干しの漬け方を参考にしました。
彼女が食を通じて物事の本質を見通すその視点
にいつも共感します。
以下梅干しについて、
辰巳さんの文章を引用します。
*********************
物事の後先を知る上で保存食作りは最適です。
準備をあらかじめ整え、段取りを考え
保存食をつくる。
そして、つくったもので後々の生活が賄えるなら
生きていく自信につながります。
梅干しを作ることは実用面もさることながら
精神面でも大きな意味があります。
毎年親が漬けていた梅干しを受け継いで作っていく。
その態度が大切です。
毎年同じことを繰り返す。
生きていくことは、やりこむことなのです。
今年の仕事を去年のそれと比較して
自分の進歩の度合いを計っていく。
今年、自分の中に残った手応えが
きっとあるはずです。
これこそ自信になるのです。
**********************
紫蘇の色のつき方がまばらですが、
自分で漬けたというこの経験が、
梅干しのことのみならず、生きる自信に
つながっていく・・・
土用干しをしながらその感触を実感しました。
東京では仕事をしてお給料をもらいお金を使って
手に入れていたものが、田舎暮らしをはじめて
からは、時間がかかっても自分でゆっくりと
手づくりをするという方法で手に入ることが
増えています。
お金は便利で絶対に必要なもの。
梅干しもお金を出せば買えます。
私もいままでずっとそうして来ました。
だけど辰巳さんの言うように今年の仕事と
去年の仕事を比べて自分の成長を知ること
は自分で作ってはじめて体験できること。
毎日の食事作りでも意識すれば成長を
実感できるのかもしれませんが、
年に一回の梅干し作りだから毎年の
自分の成長を実感するいいイベントだな
と思いました。
そして子供にも梅干しを作る姿を見て
何か感じてもらいたいと思います。

子育て真っ最中の現在、子供とどっぷりの
生活の中にいるとふと、
「私は社会の役に立っているのだろうか?」
と思うことがあります。
だけど、今回梅干しをつくりながら生きる
自信が増していくことを感じられたお陰で
こんなことに気がつきました。
梅干しを買っていた時の私、
梅干しを作った後の私、
どちらも同じ私だけど、買っていた時に
には感じられなかった「生きていく自信」
がいずれ社会に役立つ時がくる。
自分と家族という小さな世界が中心の現在
だから、その世界を大切にすることが未来に
つながるはずです。
梅干し、万歳!!!
これから晴天が続きそうなので
今日から土用干しをはじめました。

辰巳芳子さんの梅干しの漬け方を参考にしました。
彼女が食を通じて物事の本質を見通すその視点
にいつも共感します。
以下梅干しについて、
辰巳さんの文章を引用します。
*********************
物事の後先を知る上で保存食作りは最適です。
準備をあらかじめ整え、段取りを考え
保存食をつくる。
そして、つくったもので後々の生活が賄えるなら
生きていく自信につながります。
梅干しを作ることは実用面もさることながら
精神面でも大きな意味があります。
毎年親が漬けていた梅干しを受け継いで作っていく。
その態度が大切です。
毎年同じことを繰り返す。
生きていくことは、やりこむことなのです。
今年の仕事を去年のそれと比較して
自分の進歩の度合いを計っていく。
今年、自分の中に残った手応えが
きっとあるはずです。
これこそ自信になるのです。
**********************
紫蘇の色のつき方がまばらですが、
自分で漬けたというこの経験が、
梅干しのことのみならず、生きる自信に
つながっていく・・・
土用干しをしながらその感触を実感しました。
東京では仕事をしてお給料をもらいお金を使って
手に入れていたものが、田舎暮らしをはじめて
からは、時間がかかっても自分でゆっくりと
手づくりをするという方法で手に入ることが
増えています。
お金は便利で絶対に必要なもの。
梅干しもお金を出せば買えます。
私もいままでずっとそうして来ました。
だけど辰巳さんの言うように今年の仕事と
去年の仕事を比べて自分の成長を知ること
は自分で作ってはじめて体験できること。
毎日の食事作りでも意識すれば成長を
実感できるのかもしれませんが、
年に一回の梅干し作りだから毎年の
自分の成長を実感するいいイベントだな
と思いました。
そして子供にも梅干しを作る姿を見て
何か感じてもらいたいと思います。

子育て真っ最中の現在、子供とどっぷりの
生活の中にいるとふと、
「私は社会の役に立っているのだろうか?」
と思うことがあります。
だけど、今回梅干しをつくりながら生きる
自信が増していくことを感じられたお陰で
こんなことに気がつきました。
梅干しを買っていた時の私、
梅干しを作った後の私、
どちらも同じ私だけど、買っていた時に
には感じられなかった「生きていく自信」
がいずれ社会に役立つ時がくる。
自分と家族という小さな世界が中心の現在
だから、その世界を大切にすることが未来に
つながるはずです。
梅干し、万歳!!!