



▲2004年製 Gibson Lespaul
Jimmy Page Custom Authentic
お守りは筆箱に忍ばせた
使い古しの短い鉛筆だった。
小学生の時のクラスメイト
少し大人っぽい女の子。
ちょいワルな感じもあったけど
とても勉強もできた女の子だった。
取り巻きにはいつも2人の女の子。
その子たちの格好ときたら
彼女と同じ格好。
憧れてたんだろうな。
僕も負けじと憧れてた。
彼女には
お兄さんがいたからなんだろう。
聴く音楽も僕ら子供が聴くような
歌謡曲じゃなかった。
アコギを弾きながら歌う
何やら得体の知れない3人組
ガロを聴いていた。
僕がガロを好きになったのは
彼女の影響だった。
僕らは中学生になった。
彼女とはまた
同じクラスになったばかりか
席も隣同士。
奇跡だと思った。
消しゴムを忘れたら
貸してくれた。
教科書忘れたら
ふたりで一緒に同じ教科書を見た。
そんなことがとても嬉しかった。
隣同士の特権だ。
カチャンッ!
コロコロッ♪
はい♪
落とした鉛筆を拾ってくれた彼女。
短い鉛筆
僕のお守りになった。