引っ越し | がらくた通り3丁目

がらくた通り3丁目

人にとってはまるで無価値。それも一個人の形成には不可欠。自我の源泉をたどる旅。おつきあい頂けたら幸いです。





▲WAVE製マットアロー1号



寒い。
こんなに体柔らかったっけ?
布団から飛び出すも
ダンゴムシのようにまるまる
自分の体の潜在能力に驚愕。

とりあえず風呂だ。

そういえば今日はゴミ収集の日だな。
温かいお湯にマッサージされたせいか
眠っていた脳が少しずつ活性化されてくる。

今年はウチがゴミ当番。
カラス除けのためのゴミ収集グッズを
ゴミステーションに
設置しなければいけない。

5時50分
風呂からあがり外に出ると
まだ少しだけ暗い。

ウ〜〜寒い。
だけど気持ちいいな〜♪

ひとりぼっちになったような
静かな空間の中
この寒さが
ポカポカに火照った体に
かえって心地良い。

しかし問題はこれからだ。
外に設置されてる
たたまれた木製のゴミ収集グッズを
開かなければならない。

この瞬間身の毛もよだつことが起こる。
開けた瞬間
ダンゴムシやらゲジゲジが
モーレツな勢いで飛び出してくる。

ゴクリ。。。
唾を飲み込む。
風呂あがりのためか
冷たくなった汗が頬をつたう。

意を決してエ〜〜イ!

あれ?

ダンゴムシもゲジゲジもいない。
いつものにぎやかな景観はなく
いささか拍子抜け。

家はあるのに
住人が住んでいない。

主のいない廃墟のようだ。

そうか〜。
もう彼らも冬ごもり
引っ越しちゃったんだな。

安心しつつも
いつもの挨拶がないことに
少し淋しく思った。

ピタ、ピタ、ピタ
背後で足音が止まる。
三軒隣のご主人がゴミ袋片手にご出勤だ。

おはようございます。

その挨拶から
白い息がかすかに見えた。


明日から繁忙期
来月半ばまでお休みします。
今月もお世話になり
ありがとうございました。