ギズモドローム 第1話 | がらくた通り3丁目

がらくた通り3丁目

人にとってはまるで無価値。それも一個人の形成には不可欠。自我の源泉をたどる旅。おつきあい頂けたら幸いです。

ビジネススーツにチョンマゲ。
そのチョンマゲを揺らしながら
踊り狂っている。
それになんだか目もいっちゃってる。

たとえ背広を羽織ってはいたとしても
こいつはただのサラリーマンではないな。
このpecobroの目はごまかされんぞ!!!

とにかくそのルックスが衝撃的だった
エイドリアン・ブリューとの出会い。

僕がデヴィッド・ボウイに抱くイメージって
ニュー・ウェーヴじゃないけど
ニュー・ウェーヴ。
エイドリアン・ブリューも
イメージ的には同じだった。

1990年そのボウイの
サウンド+ビジョンツアーで
来日したギタリストが
エイドリアン・ブリューだった。

このライブの模様は当時
NHKで放映されたのでビデオにも収録。
テレビにかじりついて見た。

なんせボウイはこのツアーを最後に
過去の自分を全て捨てると公言してたから。
ティン・マシーンなるバンドの
一部になるらしい。

スペース・オディティーで
厳かに幕が上がったステージ。
ステージ上はボウイのみしか浮かんでない。
バックバンドの全貌がわかるのは
この曲の終盤になる頃。
そして2曲目のチェンジズで
バンドの姿が映し出された。

僕はもちろんボウイ目的で見てたのだが
いつのまにか
この異様な姿のギタリストばかり
目で追っていた。

姿が異様ならギターの音も異様。
ストラト弾いているのだが
はじめて聴くような音だった。

このギタリストがキング・クリムゾンの
もうひとりのギタリストだとわかったのは
その後だった。

凄いギタリストだとは思ったけど
僕が目指すものとは違うというか
目指してもあんな風に弾ける気がしないから
興味はあるもののって感じかな?

2000年代後半になってから
1978年デヴィッド・ボウイとそのバンドが
ドイツのTV番組に出演した時の動画を見た。
このバンドのギタリストも
エイドリアン・ブリューだったのだが
そのパフォーマンスは狂気に満ちていた。

ニュー・ウェーヴじゃないけど
ニュー・ウェーヴってどういうことかな?
ボウイとブリューに対して
僕はなぜこんなイメージを持っていたんだろう。

1978年のこのTV番組を見て
なんとなく自分なりのその答えを見いだせた。
ニュー・ウェーヴってムーヴメントを
ちゃんと説明できるほど知識はないけど
古いロックを否定した
パンク・ムーヴメントから派生し
それにプラスして
ヴェルヴェット・アンダーグラウンド的
暗さとアンダーグラウンド感だとしたら

ボウイもブリューも
そんなイメージにあてはまっているんだけど
そんなムーヴメント=流行自体からも
距離を置いているのが
ボウイでありブリューなのかもしれない。
真に革新的なのだと思った。

◎David Bowie/Space Oddity



またはhttps://youtu.be/9OyRqoyiNE8

記事でもご紹介させていただいた
この映像は
曲解説付きだから
当時NHKで放映されたものですね。