立派なミュージシャン 1 | がらくた通り3丁目

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人にとってはまるで無価値。それも一個人の形成には不可欠。自我の源泉をたどる旅。おつきあい頂けたら幸いです。

彼らも立派なミュージシャンだよ。
マスターはポツリ僕につぶやいた。

忘れられない言葉って
誰にでもあるんでしょうか?
僕にはそんな言葉がいくつもあって
この言葉もそんな忘れられない言葉。

僕には1987年ころから10年ほど足繁く通った
オールド・ギター屋さんがあった。

1968年製テレキャスター



1965年製ストラトキャスター



レスポール・レオズ・ビンテージ



この3本をこの順番でこのお店で購入した。

このお店10年のうち
3回ほどお店の営業形態を変えてた。
最初は純粋なギターだけを販売目的に扱うお店。

次はカフェも併設したギターショップ。

その後1992年くらいに
お店の場所を100mほど離れた広い敷地に移転
昼は軽い軽食を扱う今でいうところのカフェ
夜はお酒も扱いつつ
専属のバンドによる演奏が聴ける
ライブバーといった風合いのお店になった。

オールドギターも扱いながら
外国人スタッフもいたから
ここで英会話教室もやっていた。

マスターは年に数度は一カ月ほど
アメリカまでギターを買い付けに行っていた。

この頃になると
フェンダーやギブソンのギターは激減。
なかなか手に入らないと嘆いていた。

僕が1987年に
はじめてこのお店に訪れた時は
1950年代ものはそんなになかったけど
1960年代のギブソンやフェンダーが
それこそ大量にお店の中に陳列されていた。

1961年以降のギブソンの
SGやら335の価格は30万円台だった。

フェンダーは1966年以降のものは
だいたいギブソンと変わらない価格だったけど
1965年までの
いわゆるスモールヘッド期のものは
50万円以上はしていた。

1950年代のレスポールカスタムだったら
そんなに高くないから
それ購入して
そのピックアップだけ取り出して
お前のレスポール・リシューに
取り付けたらいいぞ!

何しろレスポールカスタムには
PAFが3基も搭載されてるからお得だぞ〜〜!
ガハハ〜〜なんて言っていたな。

PAFとはギターのピックアップのこと。
ギブソンが1960年までに扱っていた
希少性の高いピックアップのことだ。