昔々エミちゃんって女の子がいた。
昭和40年代だった。
僕の家は帽子の問屋。
エミちゃんは僕の家の隣に住んでいた。
農機を扱う会社の
住み込みで働く社員の子だった。
僕らはいつも一緒に遊んでいた。
砂遊びしたり鬼ごっこしたり
家の裏の空き地が
僕らの遊び場だった。
「帰ってきたヨッパライ」のレコードも
エミちゃんの家で
はじめて聴かせてもらったな。
たまに2階の窓から
エミちゃんの部屋に飛び移ったりして
親に大目玉食らったこともあった。
本当子供って
恐ろしいこと思いつくもんだ。
足を踏み外せば
2階から地上に真っ逆さまだ。
今の自分からは想像もできないほど
子供の頃はチャレンジャーだったな。
たまにすき焼きご馳走になったり
エミちゃんとは本当兄妹みたいに育った。
昭和47年ころだったかな?
エミちゃんの住まいでもある会社が
移転となり
それっきりになってしまった。
Emmyって曲を去年の今頃作っていた。
もちろんエミちゃんのEmmy。
歌詞は完全フィクションだけど
エミちゃんとの思い出も
少しだけ散りばめられてます。
実際に弾いた楽器は
アコギとマンドリンとベース
あとは打ち込みです。
エレキのギターソロはまだ録ってないし
ドラムはただのループ。
このふたつを録れば完成なんだけど
それっきりになってしまってるのは
エミちゃんとのお別れの時と同じだな。
不完全ですが聴いてみてください。
Emmy(Unfinished my original song)
またはhttps://youtu.be/3uJ44RwqTn8
ギターソロはテープの逆回転みたいな感じの
入れたいって思ってます。
◎Emmy
けだるい曇りのSunday
遠くでバイク
行き去る音で目覚め
眠たいベッドから抜けられない
窓際にもたれこみ
ぼんやりday
やがて雲が泣きだし
窓に大粒の雨ポツポツリ
あるじがいない
カップに一粒
雨が落ちてクルクルおもかげが揺れる
いつもの花のエプロン
カモミールティーを入れる
白い湯気に隠れ消えた
1、2、3、4、5、6、7、8、何年間もAh
砂場でトンネル Emmy
一緒に作った Emmy
夕焼影踏み Emmy
カラスと歌った Emmy
洗い立てのシャツ干す Emmy
シャボン玉まみれ Emmy
晴れた空を Emmy
雲に乗りいった Emmy
何も言わないで
けだるい曇りのSunday
遠くでバイク
行き去る音で目覚め
眠たいベッドから抜けられない
読みかけの本に
挟んだ写真は
幼いころの僕らと家族の笑顔
砂場でトンネル Emmy
一緒に作った Emmy
夕焼影踏み Emmy
カラスと歌った Emmy
洗い立てのシャツ干す Emmy
シャボン玉まみれ Emmy
晴れた空を Emmy
雲に乗りいった Emmy
何も言わないで
さよならも言わないで
1、2、3、4、5、6、7、8、何年間もAh