10.27母の朝食 | がらくた通り3丁目

がらくた通り3丁目

人にとってはまるで無価値。それも一個人の形成には不可欠。自我の源泉をたどる旅。おつきあい頂けたら幸いです。

結構変なものが
見えたりする体質なのかな?

数ヵ月前の繁忙期の夜中の帰り道
あれは0時30分くらいだった。

最終のJRを降りて
人通りのほとんどない住宅街の夜道を歩く。

街灯もあまりない夜道は
昼間とはまた違う質の
気配みたいなものを感じる。
きっと生きとし生けるものすべてが
眠りについている
時間だからなんだろう。

通りすがりの家の窓の電気も2階にだけ
ところどころついているのを確認できるが
世の中はほぼ夜の闇の中に
黒一色に同化してしまっている。

息を吸ってはく。
もしかしたら世界中で呼吸しているのは
自分だけじゃないのか?
自分の呼吸さえも聞こるくらい
静まりかえっている。

しばらく歩くと
一軒の交番が見えてくるのだが
そこから漏れる頼りない灯りが
やけに眩しく感じる
交番も過ぎるとまた闇の世界だ。

少し薄気味悪くなったから
iPhoneで音楽でも聴こう!

イヤホンを装着した瞬間
心臓の鼓動と狂人の笑い声と
人間の叫び声のSEが大音量で響く。
この曲はSpeak To Me

しまった!選曲ミスだ!!!
ピンク・フロイドのアルバム
「狂気」を選んでしまった。

いかんいかん!
薄気味悪さをさらに助長してどうするんだ!
音楽はやめだ!

ヒタ、ヒタ、ヒタ

それにしても静かだ。
自分の足音しか聞こえない。
ウォ〜〜ンッワンワン!!!
時たま遠くで犬の鳴き声が聞こえるくらいだ。

静かだ。

ヒタ、ヒタ、ヒタ、ヒタ

あれ?自分の足音以外の足音が聞こえる。

ヒタ、ヒタ、ヒタ、ヒタ、ヒタ

だんだん近づいてくる。

こんな夜中まで仕事しているのは
自分だけじゃないんだな。
こんな夜中でも
自分以外に歩いている人がいるってのは
心強いようなちょっと怖いような

そんなこと考えているうちに
どんどんどんどん
僕以外の足音が大きくなっていく。

ヒタ、ヒタ、ヒタ、ヒタ、ヒタ、ヒタ、ヒタ

自分の背後まで迫りくる足音。
なんだかイヤだな。

横目でチラッと見ると
真っ黒い人影らしきものが視界に入った
もう自分の隣に迫る勢いだ。

地面に目をやると
自分の影の他にもうひとつ影が見える。

あ〜〜この人は僕を追い越したいのだな!
よし!歩く速度を落として少し左に寄って
自分を追い越してもらおう。
歩く進路を少しだけ左に寄せる。

はて?おかしいな?
いっこうに追い越す気配もない。

これって何か変だ!
おかしい!!!
意を決してうしろを振り向く。

誰もいなかった。

真っ暗な闇の中
遠くにうっすらと交番の灯りだけが
小さく見えた。

明日から繁忙期
また二週間ほどブログお休みします。
夜道でまたこんな目に
あわなきゃいいんですけどね。

疲れていると神経が研ぎ澄まされるから
いろんなものが見えるのか?
それとも疲れゆえの幻覚なのか?謎だ。
でもこれくらいのことだったら
誰にでもあることか〜♪

昨日の母の朝食です。



◎春菊のおひたし




◎もずくと長芋の酢の物




◎鮭のちゃんちゃん焼き




◎いかとホッキとマグロの刺身




味噌汁はおからと豆腐と玉葱でした。
ごちそうさまでした。