6.16母の朝食 | がらくた通り3丁目

がらくた通り3丁目

人にとってはまるで無価値。それも一個人の形成には不可欠。自我の源泉をたどる旅。おつきあい頂けたら幸いです。

雪溶けてから一度も掃除行ってないね〜。
数ヵ月前から
母から口癖のように聞かされている。

墓掃除である。

春のお彼岸には掃除する習慣があったものの
最近は雪が多いのか?
春のお彼岸にはまだ雪が残っているため
ここ数年は行ってない。

最近はゴールデンウィーク入る前あたりに
出掛けていたのだが
今年は以前にも記事でサラッと触れたが
18年乗っていた車が壊れて出掛けられなかった。

先週の日曜日新車が納車となり
昨日は墓掃除のため
札幌からは車で1時間
僕の家からは40分ほど離れた
生まれ故郷岩見沢に行ってきました。
広がる青空の下
新車のなんともいえない香りに
少し胸ヤケおこしながら。

岩見沢は人口8万人程度の町ですが
僕が住んでいたころは
商店街もまだ活気があったしいい町でした。
しかし25年くらい前から
都市の空洞化が始まって
僕の思い出がいっぱい詰まった商店街は
シャッター街になってしまった。

中学のころ
はじめてギターを買った楽器屋さん。

修学旅行から帰ってきたその足で
余ったおこづかいで
かぐや姫の楽譜を買いに行った
楽器屋兼レコード屋さん。

市内に何軒もあった楽器屋さんは
一軒もありません。

友達との待ち合わせや
列車の待ち時間のために
利用してた本屋兼画材屋さん。

ここは音楽情報や知識の
蓄積の場でもありました。

そんな本屋も一軒もありません。

20年ほど前だったかな?
子供のころよく出掛けてた模型屋さんに
15年ぶりくらいにで行ったんです。
そしたらここの店主
まだ僕のこと覚えていてくれたんです。
あの時の感激は今も忘れられないけど
この模型屋さんもありません。

あのおやじさんまだ健在なのかな?

商店街を歩く人の姿も
昔とは打って変わってほぼない。

そんな町の中心部から
離れたところに乱立するのが
どこの街にでもよくお目に掛かる
大手チェーン店。
まさに大手を振って
小さな町とは不釣り合いに佇んでいる。

商店街が淋しい街って個性もない。

岩見沢は何でも画一化されている
現代そのものなのかもしれない。

僕を育ててくれた町はもうない。
アスファルトでガチガチに固められて
地下深くで眠っている。
思えばここが一番安全な場所なのかもしれない。
大切な思い出は
誰にも触れられたくないから。

新車のなんともいえない香りに
胸ヤケおこしながら先を急ぐ。

あっ!
この花屋さん店構えが昔のまんまだ!!!

ガロが大好きだった初恋の娘
彼女の店舗兼家を見つけて
なんだか嬉しくなった。

昨日の母の朝食です。



◎長芋のすりおろし




◎豆腐ときのこと鳥のあんかけ




◎生ほっけ
 ※ほっけは干したものが一般的ですが
   珍しく生のものが売っていたそうです。





◎しょうがとらっきょの酢漬け



ごちそうさまでした♪