先月末のことだ。
帰宅のため電車に乗り込んで
小さな幸せを手土産に帰路へとつくことに。
席に座りおもむろにスマホを取り出し
ブログのチェックをはじめる。
熱中しすぎたな。
いくつめの駅なんだろう?
ドアの締まる音がして
ハッと我にかえり顔を上げると
随分と乗客が減っている。
走りはじめる列車。
窓の外を見ると見慣れた風景が流れて行く。
ん?見慣れた風景???
あっ!自分が降りるべき駅を発車してしまった。
乗り過ごしてしまった。
座れた幸せなどどこへやら。
こんな失態
飲んで酔っ払って乗り過ごした6年前以来だ。
次の駅で降りて
乗り換えるのもいいが
連れてこられるように乗り過ごしたのも
何か意味あってのことなのかも?
まだ時間も6時30分くらいだ
かなり遠回りだが
次の駅から歩いて帰ることにした。
7月も末。
さすがに日も短くなってきたな。
西日が僕の影をノッポにする。
振り向くと
空の青と少しオレンジがかった
雲のグラデーションが
見慣れない景色の上にのっかっている。
この道は車でたまに通る田舎道。
住宅はポツリポツリ。草原が広がっている。
歩くのははじめてだ。
この空とこの風景はいつか歩いた道。
サ〜〜ッと生ぬるい風が吹く。
それに答えるよう草原の草がザワザワ
耳の中で共鳴する。
帰りの幼稚園バスに置いてけぼりされたな〜。
プォ〜〜ン!
ほこりっぽい空気を僕に吹きかけ
発車のクラクションを鳴らし走り去るバス。
オ〜〜イ!待ってよ〜〜!
そう言って走って追いかけたけど
バスは無情にも自分だけ残して
砂利道の上にタイヤを転がし
走り去ってしまった。
あのバスの後ろ姿が今も忘れられない。
置いていかれて茫然自失だったが
結局家まで1キロばかりの道を
歩いて帰る決心を固めた。
毎日バスに揺られていたから
家までのルートは覚えている。
ひとりでも帰る自信が幼心にあった。
ちょっとした冒険気分を
味わいながら歩いたっけ〜。
今日の自分
あの時の5歳のころの自分と同じだ。
忘れかけてた
昔のできごとの一コマが現在と重なった。
あの時の自分は今の自分。
多少のアクシデントくらい
ちょっとした勇気で冒険家気分で楽しめるし
失敗がいろんな出会いを与えてくれる。
電車乗り過ごした失敗は
神様からの粋なプレゼント。
このステキな贈り物を手土産に
5歳の僕と今の僕は仲良く手をつないで
家路をゆっくりと目指した。
だいぶ日も傾いた
二人の影がいっそうノッポになった。

明日からまた繁忙期
二週間ほどブログお休みいたします。
新しい曲は少しづつですが
おかげさまで着々と進行中です。
昨日から歌入れと
ドラムの打ち込み始めました。
ドラムは今のところ順調ですが
歌が気にいらない。
少し歌メロの手直しが
必要な部分も見えてきました。
来月のどこかで公開できるよう頑張ります。
また聴いてください♪
それが終わったらマコムギさんとの
コラボ曲に取りかかる予定です!
よろしくお願いいたします。
では♪