考えるな! | がらくた通り3丁目

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人にとってはまるで無価値。それも一個人の形成には不可欠。自我の源泉をたどる旅。おつきあい頂けたら幸いです。

ブルース・リー

アチョ〜〜ッ!

peco
ワ〜〜危ないな〜。
どうしたのいきなり!

bro
昔大好きだったな〜。
ブルース・リー!
予備知識もないまま
友達に誘われて見に行った映画
「燃えよ!ドラゴン」
これがブルース・リー初体験!

peco
あ〜〜思い出した!
あれは確か1974年だったかな〜?
映画にすっかり魅せられたオレたち3人。

映画の興奮冷めやらぬまま
家の隣のタクシー会社の裏にあった
廃屋の薄っぺらな壁を
何かに取り憑かれたように
一心不乱に蹴ったり殴ったり

その間の会話といったらアチョ〜〜だけ
我に返ったらほぼ柱だけになってしまい
さすがにまずいと思ったな〜。

bro
間違いなくブルース・リー
オレたちに憑依してた。

peco
あの時はまだ子供だったから
彼の発する言葉なんて
まったく理解してなかったし
そんなのどうでもよかった。

部屋は一面彼のポスター。
手製のヌンチャク作ったり
映画のサントラ聴いたり。
オレたちの音楽の原点は
もしかしたらドラゴン・シリーズの
サントラと言えなくもないな〜。

bro
そういえばEP盤には
怪鳥音入りなんて書いてたな〜。
アチョ〜〜って怪鳥音なんだ〜って
はじめてわかったり。

peco
でもなぜ今ブルース・リー?

bro
さっきも言ったけど
子供の時はわからなかった彼の哲学。
大人になってからは
これに魅せられたんだ〜。

peco
「Don't think. FEEL!」
「考えるな!感じろ!」ってやつ?

bro
そう!それ!
その後に続く言葉もステキなんだ!
「それは月を指差すようなものだ。
指を見てちゃダメ」
みたいなこと言っているんだ。

真実は言葉じゃない。
月を真実だとすると
それを指している指は言葉。
指に何の意味もない
指に拘っていると月は見えない。

真実は言葉の中には
見いだせないってことなんだ。

peco
お〜〜!
何だかピンク・フロイドみたいだね〜!

bro
そして最も惹かれたのは
彼がどんな流派にも属さないってこと

ジークンドーなる格闘技をあみ出すんだけど
それは流派にこだわることが
自身の可能性をも限定してしまう。
だからこそどこにも属さないってことなんだ。

peco
なんだかジョン・ライドン先生に
似合いそうなセリフだね〜。
先生のありがたい説法を聞いてるみたい♪
ところで
ブルース・リーってロックンローラーだっけ?

bro
「Don't think. FEEL!」