あぶな~い | がらくた通り3丁目

がらくた通り3丁目

人にとってはまるで無価値。それも一個人の形成には不可欠。自我の源泉をたどる旅。おつきあい頂けたら幸いです。

bro
ワ〜〜!危ない!
ワキ見運転するなよ〜!

peco
ハ〜〜〜!

bro
どうしたの?

peco
今小さな子を見てつい見とれててさ〜。
可愛いよな〜。

bro
相変わらずあぶないやつだな〜。
そういえば近所のあの娘も
もう中学生なんだってな〜。

peco
リブログです。
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僕の家の3軒隣に小学校2年生の
可愛い女の子が住んでいる。
そういえば名前もしらない。
毎朝会社に出かける時には必ずすれ違う。
そして決まって元気な声で
おはようと挨拶してくれる。
愛想のいい子だ。

一番最初に挨拶された時にはビックリ!
さすがに隣の子供くらいの顔は知っているが
3軒も離れている子供の顔など知らない。
恥ずかしい大人だなとその子に挨拶されて思った。

しかしもっと驚いたことがあった。
いつものように朝家を出た時
僕の家の両隣のおやじと鉢合わせ。
お互いに軽く挨拶して
2人が僕の前を歩き出した時
その女の子がいつものように
こちらに向かってくるのだが
前の2人の男には目もくれず
遠くからずっと僕だけに笑顔を投げかけ
僕だけに挨拶するのだ。

僕は彼女が愛想のいい子で
近所のみんなに挨拶しているとばかり
思い込んでいたのですが
なんと!
僕だけに挨拶してくれていたのでした。

僕は特別扱いされていることへの
うぬぼれをかなり感じたしそんな彼女が可愛かった。

たまに会社を早く出て帰路に着く。
日の長い初夏なら
柔らかい日差しの中彼女がまだ外で遊んでいる。
そして遠くの僕を見つけると
真っ赤な夕日を背に
満面の笑みを浮かべて大きな声で挨拶してくれる。

ずっとそんな日が続くと思っていた。

しかし最近彼女を見かけなくなった。
どうしたんだろう。

何か物足りなさを感じてたある朝
制服姿の彼女が家を飛び出し
いつもと反対方向に元気に走り去るのを見かけた。

そうなのだ彼女は今や中学生になっていたのだ。
中学校への道のりは僕と同じ進行方向。
すれ違うわけがない。

いつのまにかこんなに大きくなったんだ。
僕も歳をとるはずだ。

名前も知らない君へ
いつもどうもありがとうございました。
君のおかげでどれだけ元気をもらえたことか。
退屈な毎日の始まりにどれだけ華を添えてくれたことか
もう出会えなくなっちゃったけど
君のこれからの人生の幸運を願ってますね。
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bro
おいおい!手動リブログかよ。
初めて見たぜ!ビックリした〜〜。

peco
以前邪魔だから外したんだけど
今さらな〜。

bro
あ〜〜また自意識過剰だ。
誰もそんなこと気にしてないって。
みんな忙しいんだから!

そういえば未完成の曲
3曲もブログで公開したんだってな!
これは拷問に近いぜ。
こんなものたて続けによくやるぜ!
自意識過剰の必殺技炸裂だな。

ところで近所の娘その後合えたのか?

peco
あ〜この間家の前で合った。

bro
なんだか歯切れ悪いな〜。

peco
いや、こっちから挨拶したんだよ。
こんにちは〜♪って
一瞬こっちを見てくれたけど
しっかり無視されてしまったんだ。

bro
恐ろしい〜。怖杉〜〜!
あぶないおじさんだな〜。
しかし大人になるとそんなもんだよ。
あっ!それで小さい子見て
ため息ついてたんだ。

peco
うん。

そういえば本州ってそろそろ新学期?
北海道は新学期始まって10日経ったな〜。
僕の夏休みの宿題「天国への階段」のフルカバー
明日提出させていただきます。
また聴いてください♪

bro
「……………………………」