主役と脇役 | がらくた通り3丁目

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人にとってはまるで無価値。それも一個人の形成には不可欠。自我の源泉をたどる旅。おつきあい頂けたら幸いです。

揚げ1

なんの変哲も無い揚げ。
しかし揚げはいろんな顔を持つ。
調理次第でいろんなものに変身。
ただ揚げだけで料理として主張することは
滅多にない。
脇役に徹している。
煮物が多いのかな?

同じ大豆製品の豆腐は主役になれる。
見た目こそたんぱくだが実に我が強い。
揚げは見た目ほどでしゃばらない。
いつも脇役だ。

スラムダンクでいうならばゴリ。
陵南のキャプテンの言葉を思い出す。

華麗な技をもつ河田は鯛…
お前に華麗なんて言葉が似合うと思うか赤木。
お前はカレイだ。泥にまみれろよ。

刺身で例えるならば揚げはツマなのだ。

煮物の主役である大根の添え物として
揚げがあるから大根も味が引き立つ。

ん?まてよ。ツマは大根だ!
刺身では引き立て役の大根が煮物では主役。

「騙された~~~っ」
揚げの怒りはそれは大きかったと
ある専門家が語ってました。

怒り心頭の揚げは
自らオーブントースターに飛び込み身を焼きます。

不死鳥伝説だ!
自ら火山に飛び込み
さらに強くなって復活するフェニックスだ。
こうして誕生したのが揚げ焼き。
ある専門家が語ってました。


昨日家バルしたくなったので
ビールのお供として揚げを焼きました。

お酒と水と顆粒のダシの素に醤油を混ぜ
これを軽くチンしておきます。

こんな感じです。

揚げ2

このダシの量はこれくらいに止めておきます。
多いと揚げに染みこみすぎてしまって
カリッと感が消えてしまうので。

あとは揚げをオーブントースターで焼いて
このタレをかけたらできあがり。
そしてこれに添えるのはカラシ。
カラシが揚げの美味しさを引き立てます。

最後までお読みいただきありがとうございました。

明日から仕事の繁忙期に入るため
また二週間ほどお休みします。

ただの素材としか思えないようなものが
工夫によっては生まれ変わる。
でもそこには必ず引き立てるものも必要。

ツェッペリンの楽曲の「静」と「動」の
関係みたいですね。
「静」があるから「動」で盛り上がれる。

この揚げみたいに仕事に身を投じて
そこから生まれ変われれば良いのですが。

最近芸風も変えてみました。
こんなのばかりでもどうかな~とも思うし
毎日が試行錯誤です。

皆様のブログには
ヒマをみつけてはお邪魔させていただきます。

皆様におかれましてもお元気でお過ごしください。

では。