「雨の物語」イルカ
▲正やん作の曲。「風」の3rdアルバム「Windressblue」リリース後の曲なのでサウンドの感じも酷似。アルバムに収録されててもなんの違和感も感じないと思う。しかし「なごり雪」は作者の正やんが歌ったバージョンの方が良かったけど、この曲に関してはイルカのこのバージョンの方が格段にいい。個人的には中学の時お付き合いしてたTさんと別れたころにリリースされた曲なので忘れられない曲となりました。これも名曲
高校入学後はニューミュージックという言葉が台頭し
なにやら華やかになってしまい
僕の好きだったフォークはかなり変質してしまいました。
僕の中で確実にフォークの時代が終わりを告げました。
そんな風に感じたのは僕の環境の変化によるものも
大きかったと思います。
中学生だった頃夢中だったフォーク。
アンダーグランド感いっぱいだったフォーク。
それはもうそこにはありませんでした。
かぐや姫が再結成されたりもしましたが
1975年のつま恋の時の再結成とはかなり違ってました。
つま恋の時は
アーティストがひとつの時代を築きあげるというか
若者のための若者文化を
オーディエンスと一緒に築きあげるというか
若者だけの力で既存の古い価値観を刷新するといった
精神性が伴ってました。
しかしこの年のかぐや姫からは
ただの派手なだけのお祭り騒ぎにしか僕には伝わらない。
それにかぐや姫解散後に
メンバーの正やんが結成した「風」
この頃は妙にロックよりのサウンドになってました。
この変化がかぐや姫の再結成に
どう影響するのか不安でした。
案の定かぐや姫の名曲がロックアレンジされたものもあり
妙に時代に迎合した姿はぶざまでした。
「22才の別れ」のロックアレンジなど信じられません。
正やんの歌い方もこの頃から変化が見られました。
僕にとってのフォークは
やはり大好きだったTさんとともに
中学生いっぱいで終わっていたのでした。
いや、フォークそのものが
Tさんあってのものでした。
だからTさんと別れた時
自分の手で
封印せざるをえなかったのかもしれません。
〈つづく〉