

フォークという音楽を本当の意味で理解したのが
この「つま恋コンサート」でした。
とくに印象に残った曲が
◎人生は流行ステップ◎ペテン師◎なごり雪
◎赤ちょうちん◎妹◎あの人の手紙
◎はずれくじ◎昨日にさようなら◎荻窪二丁目
◎幼い日に
だいたいこんな感じでした。
「人生は流行ステップ」は
大人しいスタジオバージョンから一転
バックバンドの方が弾いておられる
浅いディストーションがかかった
スライドギターがかっこいいです。
当時の僕はこのギターの音
どうやったら出せるのか
不思議で不思議で仕方ありませんでした。
ONAIRされたものを録音したテープが
ずっと僕の宝物でした。
このコンサートが行われた
1975年春には「かぐや姫」は
すでに解散してましたが
このコンサートのために一夜限りの再結成。
「かぐや姫」のメンバーは
南こうせつさん、伊勢正三さん(通称正やん)、
山田パンダさんの3人組。
解散後、正やんは
元「猫」というグループの大久保一久さんと
「風」というデュオを結成。
他の二人はソロとして活動してました。
このコンサートで
ある曲が特に気に入った僕なのですが。
演奏されたこの曲名がわからない。
おそらく「風」のステージで演った曲だから
彼らのファースト・アルバムなのだろう!
ちょうど山形から祖父が遊びに来ていたので
お小遣いをもらい
その足でレコード屋さんに飛び込みました。
僕が始めて買った
フォークのアルバムとなりました。
この時は知る由もなかったのですが
このアルバム
伝説のティン・パン・アレーや
シュガー・ベイブが
関わっていたということを最近知りました。
どの曲のどの部分に
彼らの演奏を聞くことができるのか不明ですが
1曲目の「ダンシングドール」と
4曲目の「でいどりーむ」は
おそらくシュガー・ベイブですかね?
僕がこの「つま恋コンサート」で
気に入った曲
10曲目の「はずれくじ」
ラストの「お前だけが」は
ティン・パン・アレーかな?
ラストの「お前だけが」
鈴木茂さんと思われる
おそらくテレキャスターで弾いたと思われる
ギターソロが秀逸。
さすがと思わせる名演!
「海岸通り」「あいつ」は正やんらしい名曲。
「男は明日はくためだけの靴を磨く」は
ギターもいいけど正やんが考える
男のダンディズムが歌詞に散りばめられている。
〈つづく〉