小5、10歳の息子の口癖は、

「どっちでもいい」



「これとあれとどっちがいい?」

「どっちでもいい」


「こうした方がいいように思うけど、ああしてみてもいいよね。
 D(息子イニシャル)は、どっちがいいと思う?」

「・・・どっちでもいい」







あまり考えもせずに「どっちでもいい」と言われると、
カチンってきてしまう母(私)。


親の口ぐせは子供にもうつると聞きますが、
私の口ぐせに「どっちでもいい」は、絶対にないっ(--)(断言!!)

私が「どっちでもいい」と口にするときは、
本当に心底、どっちでもいいんです。
だって、どっちでも大して変わらんねんもん(--)という場合に限ります。




「どっちでもいい」は私にとって、
選択権や決定権を放棄して、全部相手に任せるという意思表示。
要するに優柔不断の代名詞のような言葉なんです。




だから、それを言われるとすごく嫌な気持ちになるんです。



「あっそう(--メ)じゃあ、お母さんが決めちゃっていいのね!!」

とお怒りモードになってしまうこともしばしば。。。



腹が立つというより、不安になってるのかもしれません。

息子にはもっと自己主張してほしい!という願望が私の中にあるのでしょう。

それなのに、何かにつけて「どっちでもいい」と言われると、
男らしくない!って思ってしまってたんだと思います。






でも昨日、この私の考えは間違いだったことに気付きました。
(教えてもらった、という方が正解)



私は今まで、「選択権はあなた(息子)にあるよ」と提示してきたつもりでしたが、実はそうじゃなかったんです。。。


「どっち(どれ)がいい?」と聞いておきながら、
息子が選んだ方にケチをつけて、自分の選んでほしい方へ誘導ばかりしていたんですよね。。。

例えば、こんな感じ↓


「りんごとみかん、どっちが食べたい?」

「りんご!」

「りんごかぁ~。りんごは皮をむくのがめんどくさいから、やっぱりみかんにして!」



・・・・・・・・・
・・そうなんです。
どっちがいいか聞いておきながら、結局、私自身がもう答えを決めているんです。。。



このような会話ばかりしてきたせいで、

息子は「どうせ、オレの意見は通してくれへんのやろ。
     結局、かあちゃんが全部決めんねやろ、」

というあきらめの気持ちを植え付けてしまったのです。。。




自分の言ったことを認めてもらえない息子の絶望感は、
きっとものすごく大きかったんじゃないのかな・・?

「どっちでもいい」が口癖になったのは、母(私)が原因だったんだね(涙)





「どっちでもいい」は、本当はどっちでもよくない。

自分の本当の気持ちを隠し、
私(母)の気持ちを汲んだ発言だった。


・・きっとそうだと思います。




おりしも、それに気付けた日の、私が師と仰ぐ方のブログに “口ぐせ” のことが書かれてありました。


息子の言動を、ちゃんと受け止め、そのまんま認める。
・・当たり前のことを、また新たにスタートです(^0^)!!







お子さんの口癖はどんな言葉ですか?




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「どっちがすき?」「どっちもだいすき!」
聞く側は、相手の答えをそのまんま受け入れる!
どんな答えもあり! 答えないのもあり! 
相手の言動をそのまま受け入れてあげてください♪



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