頭で理解してても、行動がともなわない(寄り添えてない)ってことありませんか?
人は自分の中に持っている基準で、出来事や物事、人をみようとするところがあります。





私はどちらかというと、物に対する執着が薄い方です。
だから、不要になったものや古びたもの、壊れたものは、
さっさと捨てることが多いです。
注)物を大事にしない…というわけではありません( ̄▽ ̄)!
でも娘(春から小3)はちがいます。
物を物としかみてない母親とちがい、
それは(自分の)思いがこもっている物 として、
いつまでもとっておく傾向があります。
だから、小さい頃のおもちゃや、○○ちゃんからもらったお手紙など、
まだ使える・使えない、使ってる・使ってない、ボロボロ、くしゃくしゃ、なんて関係なく、なんでも置いておきたがります。
以前ご紹介した絵本の主人公と同じ気持ちですね

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以前のご紹介記事→子供の描いた絵・絵・絵も、親にとってはたからもの♪
そして今日、こんなことが起こりました。
2年前、家族4人で初めて行った北陸への旅行。
旅先で、旅の思い出として娘が選んだガラス細工を買って、
ずっと玄関に飾っていたんです。
それが、ちょっとした家族の不注意で床に落ちてしまい、こなごなに割れちゃったんです。
「ごめんっ!ごめんっ!」と
私と壊した本人と、二人して娘に謝ったのですが、
娘は目に涙を浮かべて、静かに怒ってました。。。
そのあと、しばらくして、私ひとりになったところへ、
娘がそっと近づいてきました。
そばには来るものの、娘は何も言いません。
黙って横を向いていました。
・・うつむいたら涙がこぼれちゃうからだと思います。
必死で涙をこらえてました。
そんな娘を見て、
ずっとずっと以前の私なら
「壊れちゃったものは仕方ないでしょっ!
ちゃんと謝ったんだし、わざとじゃなんだから、
いつまでもそんなに怒らないでっ!!」
と、逆に怒っていたに違いありません。
でも、
絵本で子育てをし、子育てを学び、
自分の基準で、出来事や人を判断するもんじゃない!
今は娘の気持ち・個性をわかってあげて、
娘のくやしくて哀しい気持ちに寄り添ってあげなきゃ!!
そんな気持ちが自然に湧いてきました。
「ごめんね、楽しかった旅行の思い出の品だったのにね、
とってもきれいで、とっても気に入ってたのにね、
ずっと大事にしてくれて、ありがとう。
旅行、ほんとにすっごく楽しかったね。また行こうね。」
と、そっと抱きしめて伝えました。
娘はずっと無言だったけど、最後の「また家族みんなで行こうね」の言葉で、うん。と うなづいてくれました。
それから30分と経たずして、ガラス細工壊した張本人と、仲良く遊んでました。
それを見た私は、自分のとった対応を ベタ褒め()
自分の基準を取り払い、子供の気持ちに寄り添うことができたのは、
子育てを学んできたおかげだと、つくづく思えました。
子育てを学ぶって、どんなイメージですか
私は、子育てを学ぶことって、
『知識を得て実践すること』
だと思ってます。
学ぶ=知識を得るって、
真っ暗な部屋に明りがついたように、
ホッとしたり、良かった♪って思えること
だと私は思ってます。
お母さんが、ホッとする=安心するって、
子育てに大事なことではないでしょうか
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