目を見晴るとは、正にこのこと。
山の間から岩が突き出た、
それこそ断崖絶壁の大蛇ぐら。
その岩の先っちょまで、たどり着くと
私は恐さで足がすくんで立ち上がれなくなるんだけれど、
子供たちは大はしゃぎ

終始笑顔の子供達に、
恐さで顔が引きつる私。
これが人生経験の違いってやつかな



なーんて、ちょっぴり感慨深くなってみたり。
でも、恐怖とは無関係に
ここからの眺めは息をのむほど、きれいで気持ちがいい。
向こうの山には滝が見え、
これほど綺麗な自然の景色は見たことない

と言えるほど、大自然の雄大さに心洗われました



ほどなく、大蛇ぐらを後にすると、
たちまち霧が出てきて、
さっきまで見れていた絶壁からの山々の風景は
霧に包まれて、何も見えなくなってしまいました。
そうだ、ここは大台ケ原。
日本一の年間降水量を誇る豪雨地帯。
あの絶壁“大蛇ぐら”から、
あんなに周りが見渡せたこと自体、奇跡に近い。
私ら家族、どれほど運がいいのだろう

子供達にすごい確率であの景色が見れたことをおしゃべりしながら、
なんだか神様に守られてる気分で、感謝の気持ちに溢れました。







さてさて、ここから帰り道です!

小雨をちょっと感じながら、
急勾配の道を楽しみながら進んでいきます。
子供たちはまだまだ元気いっぱい

自然の凄さや面白さを全身に感じながら、
おくれを取る私に、「早く
早く
」とせかしてくれます(笑)


谷底までくだりきると、そこは清らかな水が流れる小川。
「あー、ここから登りかあ~~~」
と、ほんのちょっぴり泣きそうな気持ちをこらえて(笑)、
いざ、谷を上ります
(登るんじゃなくて、上るんです
)


階段にしては、一段が高すぎる~(>0<)



上、見んとこ(ー_ー)果てしない。。。
などと、さっき洗われたばっかりの心はもうくじけそう(
)


元気なのは息子のみ。

いや、主人もへっちゃらな顔してる。

私と娘、二人で自分ペースでえっちらおっちら。



いつになったら、ゴールにたどりつくのやら。



もう、息子も旦那も姿は見えず。

かなり置いてけぼりな私と娘。

でも一人じゃないから、娘と二人、
手をつないで歩ききる。

途中、霧が襲ってきた

あー、
まるで「もののけ姫」に出てくるデイタラボッチが、
頭を取り戻そうと探し回ってるみたいな勢いで、
たちまち霧に包まれる私と娘。
向こうから息子が「遅いっ
」と迎えに来てくれた


というか、そこがゴールの駐車場だった。
駐車場は霧の中。
ほどなく雨も降ってきた。

そうなんですよね。
私ら家族、散策コースを歩いている間は、
雨に降られなかったんです。
どこまでもラッキー





山の神様、ありがとう





無計画な『大台ケ原へ行こう
』だったけど、

もし、ちゃんと計画立ててたら、
こんなに強運に恵まれてなかったかもしれませんね。

ありがとう



最高の夏の1日を☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
皆様も、最高の夏をお過ごしください



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